台湾小旅行記
2017年9月18日 台湾・台北より
南アフリカを発った飛行機は深夜にドバイに到着。
乗り換え時間は3時間ほどだったので売店を覗いたりしながら時間を潰す。
お金持ちそうなアジア人がいっぱいいたのが印象的だった。ドバイもいつかは観光に来たいなあ。
そのまま飛行機を乗り換えて再びのロングフライト。
飯食ってワイン飲んで映画観て寝ての贅沢移動でした。
夕方くらいにやっと台湾に到着した。
アジアへ帰ってきたか…やはり落ち着くぜ。アフリカに2ヶ月以上いたからな。
空港は市内から結構離れているので地下鉄で向かう。WiFi完備で進んでるなあと思いました。
地下鉄を降りると地下街みたいなところへでた。
ここはアニメやら漫画やらゲームやらの店が大量にあって秋葉原みたいでした。
てか日も暮れているのに外を出歩けるだけでなんか感動します。もう気を張らなくていいのですね。
地図を頼りに宿を探すが道が入り組んでてよくわからん…
売店のおばちゃんに尋ねてみたら超親切で教えてくれるどころか真ん前まで連れてきてくれた。
台湾人は優しいと聞いていたけどマジ優しいなあ…
さらっとチェックインを済ませて部屋へ。
シャワーは水圧すごい上にお湯がしっかりでるしベッドは綺麗だしでまたまた感動。
キッチンではオレンジジュース飲み放題かつお菓子まで置いてあってさらに感動。
この宿超当たりだったな。次回台湾来た時もぜひお世話になりたいぜ。
さっぱりしたところで飯を食いに外へ出る。
とりあえず街をブラブラして適当な飯屋にはいって麺を頼む。
ああアジアンフード…
めっちゃ安いのにうまい。やっぱアジア料理が最高ですわ。
麺の後はご飯を求めて二軒目へ。
魯肉飯を食す。
写真忘れたけどうまい。
もう何食ってもうまいよ…
おいおいセブンイレブンもあるじゃあないか。
懐かしくなって入る。コンビニってマジ便利だよね。
ビールとカラムーチョを買って宿で晩酌。
幸せとはここにあったのですな。
旅を経験してよかったことのひとつに幸せの閾値が下がったことがありますね。
屋根のあるところで寝れるだけでありがたいし毎日あったかいシャワーを浴びれるだけでありがたいし食事を毎食選べるのもありがたい。
世界にはそれを当たり前にできない人たちがいるっていうのはわかってたつもりだったけど常に意識するってことは今までなかったからな。
これは今でも続いているのでいろんなことに感謝して生きれるようになった気がしますわい。
9月19日
さてさてせっかくの台湾だけど3日くらいしか日程をとっていないのでとりあえず台北を見て回るか。
街歩き開始じゃ。
こんな看板の集合体を見るとアジアを感じられてよいですね。
台北は都会の部分ももちろんあるけど小汚い店や屋台もたくさん残っていて下町な感じがよかったです。
買い食い。
ブラブラしながら寺を覗く。
この辺の派手な色使いは沖縄を感じますね。雰囲気が似ている。文化的に近い関係だしね。
後は有名な自由広場とか。
公園とか。
台北101とか。
青空を反射していい感じ。
有名な小籠包の店にもいってみたけど激混みだったのでスルーしてしまいました。
まあ小籠包なんてどこで食ってもうまいだろう。
夜はナイトマーケットへ。
夜市で一番有名な場所はここじゃないっぽいんだけど地下鉄乗るのも面倒だったので宿の近くのこちらで済ませました。
こじんまりとしていたけど活気があってよござんしたよ。
鮭チャーハンみたいなんと唐揚げを食べて腹いっぱい。もうどこの店もうまい。台湾好き。
満たされたところで宿へ戻って就寝。
明日は憧れの地、九份だ!
9月20日
本日は台北から九份へ移動する。
でかい荷物は宿に預かってもらいチェックアウト。
まずはバスで野柳という場所を目指す。
自分はここを知らなかったのだが旅仲間の方がおすすめしてくれたので。どうやらクイーンズヘッドという岩が有名なのだとか。
バスに乗って一時間ほどで到着。台湾ちっこいから移動が楽でしょうがない。いままでくそデカいアフリカ大陸にいたからなんか旅人レベルが上がった気がするぜ。
バスを降りてからは徒歩で目的地へ向かう。漁船とかあって潮の香りがしました。
ということで目的の公園へ到着。入場料を払って中へ。
うむ。
奇石がいっぱいありますな。
海岸をブラブラしながら見学。しかしホント台湾暑い…
そしてお目当てのクイーンズヘッド発見!
女王の横顔に見えるんだとか。たしかに美人さんだ。
こいつはいつ崩れるかわからないらしい。でかい地震が来たらヤバいとか。なんで早めに見ておいた方がいいとおススメされたのだ。
なるべく長くもってくれたらいいなあ。
公園を後にして路線バスで基隆という場所へ移動。九份行きのバスがそこから出るらしいので。
基隆で適当に麺を食う。中国以来の牛肉麺はうまかった。
たいして調べずに行ったのでバスがどこから出るのとかよくわからんかったけどその辺の人に適当に聞いたら何とかなった。本数も多いようだったし。
無事バスに乗り込んで30分ちょいで九份到着。
台湾のバスはめっちゃ安いんでうれしい。
九份で一泊するのでまずは予約していた宿へ向かう。九份の宿はどこも高くて(バックパッカー的には)ちょっと困った。
宿に着くとフレンドリーなお姉さんがお出迎え。
彼女はめっちゃ親切に英語で説明しまくってくれた。話すのが早すぎて聞き取るのが大変だったけど笑
とりあえず荷物を置いて夕暮れの町を歩きに行くか。噂の阿妹茶楼みたいしな。
しかし
あっっっほみたいに混んでおる。
もうほんと混みすぎだし暑いし歩いてられない。そして日本人しかいない。
九份といえばやはり夕暮れが写真撮るのにいい時間帯だし台北から日帰りツアーなんかもでているからどうしても混んでしまうんですよね。
しかし予想以上の混雑具合だ…
もみくちゃになりすぎて嫌気がしたのでとりあえず避難がてらぶらぶら歩いていく。
人気が少なくなってきてやっと一息。タピオカミルクティー飲みながら落ち着く。
九份は小さな町なのでとりあえず一回り。
その後気合を入れて目的地の阿妹茶樓へ再びチャレンジ。
まだ人はたくさんいたけどなんとか写真を撮る。
これが所謂千と千尋のあれっぽいってやつですね。ずっと見たかったから見れて感動。日本人がこぞって写真を撮っていた笑
街中にはカオナシとかの人形やらお面やらがたくさん売ってました。友達とかと来たのなら買って黒い布でもかぶって撮りたかったなあ。
しかしここはとにかく人が居すぎだし長居は出来んな…
それほど人のいない商店街の方なんかはいい感じだけどね。犬可愛い。
とりあえずの目的を達したのでひとまず宿へ戻って休憩。
夜の9時ごろに再び見物に行った。
するとさっきの喧騒が嘘のように静か。数人の観光客しかいなかった。
これは落ち着いていていい。店もほとんどしまっているので電気が消えてたりしたけど。
この時も阿妹茶樓撮ったけどさっきと大して変わらんかったので割愛。
写真を撮っていると一眼構えた中国人の女性に声をかけられた。
彼女は英語が全然喋れなかったがどうやらカメラの使い方がよくわからんようで夜景がうまく撮れないみたい。
ちょいと教えてあげたらめっちゃ喜んでくれたのでよかった。コミュ力があればこっから仲良くなっていくのだろうがコミュ障なのでそれで終わりです笑
夜の九份はごきぶりがめっちゃ地面を歩いていてキモかった。
提灯なんかを撮って宿に戻る。シャワー浴びてさっぱりだ。
明日の深夜のフライトで帰国かあ…旅が終わる…
9月21日
海外放浪の旅も最終日か…
まあそんな実感あんまなかったけどね。台湾に来た時点でもう結構帰ってきた気分になってしまっている。
昼間の九份も見たかったので朝飯食ってから町へ繰り出す。
この宿は朝食付きだったので台湾の伝統的な飯を出してくれた。
まあ味はそんなでもなかったかな…笑
昼間の九份もなかなかよい。でもやっぱり夜の方が雰囲気はあるかも。
九份は山の中にあるので景色もよい。
しかし人が居すぎだぜ…
小籠包うまし。
軽ーくブラついたところで宿に戻って荷物を拾ってお別れ。お世話になりました。
バスに乗っていったん基隆へ戻る。
そのまま台北に帰ってもよかったのだが夜のフライトまで時間もあるので電車旅をすることにした。
平渓線に乗ってとりあえず終点まで。一日乗り放題券が安かったのでそいつを買った。
終点にはなんか竹で出来た短冊みたいなのがたくさんあって映え感ありました。
雰囲気あるね。
その後は隣駅まで散歩する。
途中からこいつが仲間に加わった。ずっとついてきてまじ可愛かった。クロと名付けよう。
ずっと一緒だったのにすれ違いざまに女子旅集団がいていつまにかそっちに逃げられたけど…裏切者め。
隣駅は平渓というところで天燈(コムローイみたいに空に打ち上げるやつ)が有名なのだとか。ここはスペインであった台湾人の友達が教えてくれた。
昼間だけど何人か打ち上げておりました。
道にあるけんけんぱのやつ?がなんかいい。
壁の落書きも好き。
平渓から再び電車に乗って十分へ。
十分も天燈が盛んの様でむしろこっちのほうがみんな打ち上げていたな。
橋を渡ったり。
台湾最大の滝を見たり。
日が暮れるまで適当に時間を潰す。手羽先の中にご飯が入ってるやつうまかった。
夜の天燈を眺める。
ここには日本人だけじゃなく欧米人も結構来ていて天燈を打ち上げておりました。有名スポットなんですね。
この辺については全然知らなかったけど来てみてよかった。いろいろ見れました。
電車に乗って台北へ帰る。腹へったぜ。今日も台湾ご飯。
宿へ寄って荷物を受け取り地下鉄で空港へ。
今日のフライトは深夜なので空港でのんびり。
そして遂に帰国だーーー!懐かしの日本へ!
ということで台湾小旅行の記録でした。
400日以上海外周って帰国前にちょろっと寄った台湾でしたがやはり自分はアジア人だなあと実感したのを覚えています。
また台湾行きたいなあ。
2021年7月24日 tomoyoshi fukatsu