ヒマラヤ登山記 中編

前編はこちら↓

ヒマラヤ登山記 前編

Day3 2019年12月29日

Namche Bazar(for acclimatization) ナムチェバザール(高度順応)

ナムチェバザールへやってきたわけだが今日は高度順応の日ということで1日ゆっくりできる。

とりあえず町をブラブラとして軽くお買い物をする。

町の様子はこんな感じです。やっぱりでっかいですね。

今後のためにはちみつや携行食を買ったり、ちょっとした防寒グッズとか壊れた水筒の代わりも購入。この後は大きい町も無いようなので準備をしっかりしておかないと。

そしてお昼はいいものを食べようということでステーキを食べた。

チーズものっていて豪華。味も美味しかったです。

そして今後の予定を立てる。

M氏とも相談したのだがやはり彼はまだまだ体調が厳しいらしい。

ということで荷物を持ってくれるポーターを雇うことにした。

オーナーに相談するとすぐに話もまとまり若い青年を連れてきてくれた。

彼の名はアイテ。今後お世話になる、というかお世話になりまくる好青年だ。

彼がいなかったらこの旅は成功していなかっただろう。

夕方からは夕日を見に近くにある展望ポイントへ向かう。

博物館みたいなのも併設されていて興味深い展示がいっぱいあった。

そして夕焼けが綺麗だ。染まった山っていいよね。

帰ってきてから皆で暖炉周りでまったりと過ごす。

他にも結構ゲストがいて韓国人の2人組とは特に仲良くなった。この先も同じようなルートだったのでよく会うことになる。

しかしすでに夜はかなりの寒さだ…

明日から標高が上がっていくというのになかなか心配。

三浦雄一郎氏御用達のよい部屋でまったりと過ごす。

Day4 2019年12月30日

Namche Bazar ナムチェバザール(3440m)

↓ 9.2km

Tengboche タンボチェ(3867m)

2泊したナムチェを離れベースキャンプを目指し登山再開。

皆で記念撮影。

 

アイテに荷物を持ってもらってカメラだけを小脇に抱え出発。

てかアイテなんにも荷物無いけどそれで大丈夫なん…?

やはり現地の民はつよい…

今日はこれからタンボチェというところまで向かう。

ナムチェを出ると早速の絶景。

天気もよいし道も平坦で歩きやすいし景色もいいし荷物もないのでとても気持ちよく歩けた。

写真を撮りながら歩いていきます。

アイテも撮る。

日陰はやはり凍ってますが。

今日の行程は9kmほどだったがそれほどハードな道でもなかったので結構早めにタンボチェへ着いた。

タンボチェはチベット仏教で重要な町のようで大きなゴンパ(寺院)があった。

中は撮るのも憚られるほど神聖な空気だったけど多くのお坊さんがいました。

ここでも夜はゲストと話しながらまったりと過ごす。

日本人の方もいていろいろお話できた。彼はここで引き返すようだったので我々を羨ましがっていた笑 やはり社会人は大変だ。

オーストラリアから来たおじさまがいてオーストラリア話が出来るのも楽しかった。しかも最後にいたパースの人だったし。

その人もポーターを雇っていて彼は日本語がぺらのぺらだったので彼ともいろいろお話もさせてもらった。

昔は日本人もたくさんトレッキングに来ていたらしいけどここ数年でかなり数も減ってしまったそうだ。(2019年の年末なのでコロナ前の話です)

そもそも日本は最強パスポートでありながら海外旅行に行く人も少ない。

言語の問題もあるけどやっぱり日本自体が貧しくなっているのかな、と個人的には思う。

彼が話していたのはバブル時代のことなので比較するのもあれだけど、やっぱり海外の人の話を聞くと日本人に対して「バブル時代の日本人」をイメージしている人も多いなあと思う。

今の日本人は格差も広がっちゃって一般人はそんなにお金持ちでもないと思いますね。貧しい国の人からしたら恵まれまくってはいるけど。まず海外旅行できるということがすごいことだし。

海外にくるとそんな話もできて豊かさとかについて考えるきっかけになるからそれもまた良しですね。

日もくれてきたので夕景と星空も撮る。夜はクソ寒い。そろそろマイナス20度に届きそうなくらいだろうか。

やはり星は綺麗だった。

星を撮るときはいつもこれをやってしまう。

部屋に戻り布団に包まりながら眠りにつく…

Day5 2019年12月31日

Tengboche タンボチェ(3867m)

↓ 10km

Dingboche ディンボチェ(4349m)

今日はタンボチェからディンボチェというところまで向かう。

距離は10kmだ。

しかし何度も言うが絶景だ。

絶景好きの自分からすると常に絶景に囲まれているこのトレッキングはとにかく風景が最高だった。

これらの景色をみるたびに来てよかったと何度思ったことか…

かっこいいシカみたいなのもいた。

途中の街でお昼ごはん。天気もいいので外で食べる。

こっちでよく見る自然の湯沸かしシステム。標高も高いから沸点も低いのかな?実際に沸くとこまでいくのかはわかりませんが。

ヤクの赤ちゃんもいた。めちゃかわ。

こういうのも好き。

絶景を歩き続けディンボチェが見えてきた。

子犬どもがお出迎え。くそかわ。

ついに標高4000mを超えたということでここでも高度順応を兼ねて2泊する。

この辺からWi-Fiも有料だったがサクサクだったので快適に過ごしました。

そしてこの日は大晦日だ。

日本とは時差が3時間ほどあるので日本の時間に合わせて1人カウントダウンした。

ネパールウイスキーで乾杯。

ポーターの人が日本のネパールコミュニティでやっているというカウントダウンパーティーのライブ映像を見せてくれたりした。

流石に日がまわるまで起きていられないので10時過ぎには布団に入り眠りにつく。

そもそもこの辺では燃料も無駄に使えないので暖炉もずっと稼働というわけにはいかない。

暖を取るのもただではないのだ。

この辺の文化を体験すると日本の恵まれ具合にまた感謝ですね。当たり前を当たり前だと思わないで生きていきたいものだ。

Day6 2020年1月1日

Dingboche ディンボチェ(4349m)

↓ 2km

Nangkartshang 近くの山(4800m?)

↓ 2km

Dingboche ディンボチェ(4349m)

あけましておめでとうございます✋

今日は高度順応の日のなので1日ディンボチェでまったり過ごす。

とはいえここは小さい町なので特にやることもない。

近くにいい感じに登れる山があるようなのでM氏と共に様子見に行ってみることにした。

一応山頂みたいなところがあるらしくそこは標高5000m近いらしい。

ええ。

普通に大変すぎて途中で諦めました笑

とはいえ景色がバリ綺麗だった。これしか言わないけど。

写真を撮り合ったり出来たのでよかった。

いいのをたくさん撮ってもらいましたよ。

湯たんぽ発見。

暖かそう。

雪山が近くなってきた。

思ったよりも坂が急で大変だったので途中までしかいかなかったけど景色も楽しめたのでよかった。

夜になると新たな日本人の若者に出会った。

彼は登山ガチ勢みたいな人で1人で荷物を抱えて登っていた。すごい。

話しながらまったりと過ごして就寝…

Day7 2020年1月2日

Dingboche ディンボチェ(4349m)

↓ 9.8km

Lobuche ロブチェ(4960m)

さて登山再開だ。

本日はディンボチェからロブチェというとこまで向かう。

高度も上がってきて酸素も薄くなってきたが今日も10km近く歩かなければならない。

昨日アイテが他のポーターと話していたがロブチェには快適なホテルがあるらしい。

少し値段は高くなるそうだけど疲れも溜まっているので少しでもいい環境に泊まりたいというのはある。

みんなそこへ行くようなので我々もそこへ泊まることにした。

相変わらずどこを見ても絶景だ。景色がだんだん白くなってきたな。

途中で休憩を挟む。ココアとカレーがうまい。

酸素濃度一覧表みたいなのが貼ってあった。

標高5000m付近だと酸素濃度は53%ほどらしい。そりゃツライわけだ…

もう少しということで頑張って歩き続けると看板が見えた!

そしてホテルに到着。ルーブル美術館みたい。

宿は設備も良くて暖房もなかなかで快適だった。部屋も綺麗だったし。太陽光発電を利用しているっぽかったな。

ウエルカムポップコーンとスープでまったりと過ごす。

夜は元気をつけようと肉を食す。うまい。やはり高級ホテルは違う。

ご飯を食べながらシェルパに関するビデオを観た。

シェルパはこの地に住む民族で登山客の荷物を持ってあげたり、物資を運んだりして生計を立てている。たしかアイテもシェルパだったような。

シェルパと言うと荷物持ちみたいなイメージがある人もいるかも知れないが彼らは高度に順応した身体をもった本当にすごい人達だ。

我々のような一般人だけでなくヒマラヤ登頂を目指す登山隊にもかかせない存在である。

このビデオでは彼らの生活を取り上げていたが知らないことも多くて本当に勉強になった。

彼らのなかには平地で暮らしている人もいるが登山隊から雇われればエベレストへ向かう。

家族と別れなければだが無事に帰ってこれる保証はない。登山は危険がつきものだし、その中でもシェルパの役割というのは特に負担の多い作業でもあるからだ。

彼らは登山隊が登り始める前に登山ルートの確認を行い、危険な場所のチェックやはしご、ロープの設置まで行なう。

そして登山に必要な物資も運ぶのだ。

もちろん海外から登頂を目指してここを訪れる登山隊のメンバーもすごい人達だ。体力も経験も並外れたものだろう。

しかしこのビデオを観て自分はシェルパの人たちの献身的な働きにとても感動した。

やはり登頂したひとの名前や偉業は世に出るが、影で活躍したシェルパの人たちの功績というものは世間に知られづらいものがある。

なかには人知れず亡くなっているひともいる。

最近では彼らも注目されてきているから嬉しいかぎりですね。

今年の1月にもシェルパのチームが冬のK2登頂を達成ってことでニュースになってましたね。

危険なK2冬季初登頂に成功、ネパール隊「団結力」を強調

出典:CourrierJapon

この辺の記事もおもしろいのでぜひ読んでみてください。

旅の話を書こうと思っていたらシェルパについて書いていたでござる。

夕飯を食べたしゆっくり休むか。

いよいよ明日はベースキャンプだ、というここでまさかのM氏が体調不良になった。

まさかの高山病か!?

食欲もなくてもうここで待ってると言い出す始末…ということで後半はまたそのうち書きます。

2021年10月19日 tomoyoshi fukatsu

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