ニュージーランド旅行記 後編

2019年3月26日 ニュージーランド・ネルソンより
今日も一日移動日。北島へ向かう。
南島から北島へはフェリーで渡る。
前回紹介したinter cityのバスであるがこちらはなんとフェリーにも対応している。
自分は50時間分を購入してあるのでここからバスと同じような感じで利用することが出来た。まじ便利‼
朝にネルソンからフェリー乗り場のあるピクトンという港まで向かう。
お昼頃に港に到着し出航まで少し待機。パンとか食いながらのんびりしてました。
その後フェリーに乗り込んでしばしの船旅。一時間ちょいだったかな?

そして無事北島に到着。再びバスに乗り込んでウェリントンへ向かう。
そこから三時間ほど走り夕方の6時前にウェリントンの中心へ到着。今まで自然の多いところだったが急に都会になってきたな。
すでに薄暗い…足早に予約していた宿へ向かう。
無事チェックインを済ませ一息つく。
腹減ったなあ。
たまには外食でもするか!
中華食いてえなあ。ってことで近場をブラブラ。適当に店に入る。
肉チャーハンみたいなやつとビールを頂く。外食は少し高くつくがたまには贅沢もいいだろう。

満たされたところで宿へ戻ってまったり。
明日もロードオブザリングツアー。めっちゃ楽しみ!
2019年3月27日
今日は朝から一日ロードオブザリングツアー。ここウェリントンにはメインのスタジオやらロケ地やらがたくさんあるのだ。
ということで少し前に一日ツアーを予約したのだが、なんか今道路の工事中だとかで午後の予定に組み込まれていたロケ地に行けないらしい。ちなみに裂け谷です。行ってみたかった…
なので半日ツアーに変更しました。残念だがまあしょうがない。半日でも充実してそうだしな。
集合場所からバスに乗り込み最初のポイントへ。


わかりやすい。


「旅の仲間」のロケ地ですね。

見たことある場所だ…!感動。また映画見返してえなあ。

もちろん説明してくれます。

その後はバスで移動。町の方へ戻る。

撮影スタジオはこんな感じでした。外から少し見えた。

憧れの「Weta Workshop」に到着‼

こちらのウェタワークショップは映画の小道具や特殊効果やらを手掛ける撮影スタジオ。
ロードオブザリングの劇中に出てくる様々なものを担当しておりまさに聖地。
ずっと憧れていた場所のひとつだ。
ガイドさんに続いてスタジオの中に入る。中は撮影禁止であったが特殊メイクのマスクやら小道具やらがたくさん展示してありどの映画で使われたやつなのかとか色々と説明してくれた。
色々な小道具を実際に触らせてくれたりして近くで見ると技術の高さに感動する。人の顔をかたどったマスクなんて本物の人間と変わらんぞ…
特殊メイクって昔から好きなんですよね。かなり前だがヤンジャンでやっていた「ギミック!」という漫画にハマって特殊メイク勉強してーとか思ってたなあ。
TVチャンピオン(今の人は知らないかもしれん。テレビ東京でやっていた素人参加型の番組)の特殊メイク王選手権とかすごい好きだった。
話が逸れたな。
ここにはロードオブザリングに出てきた剣とか鎧とか弓とか模型とかもいっぱいあって最高でした…実際使われたやつだもんなあ…ファンにはたまらん。
ツアーということもありそんなにゆっくりはできなかったがとても貴重なものを見れてよかった…
その後は併設されている売店へ。
まずはトロルがお出迎え。テンション上がるねえ。


中に入るとゴラムが。

こちらにも色々なものが展示してあった。


セオデン王の鎧がある!

色々売ってる‼

買い占めてえなあ…ああ買い占めてえ。


等身大ウルク=ハイとかガンダルフとかアゾグとか。



この地図買えばよかったなあ…e-bayでも漁るか。

ここもゆっくりしたかったがツアーなので20分くらいしかいれなかったのが本当に残念だった。写真も撮りたいしゆっくりも見たいしで忙しかったな…
長いこと憧れれ続けた場所に来れて感無量でした。
満足感に包まれツアーは終了。バスで中心街へ戻る。
半日で終わってしまったから時間が出来てしまった。
とりまマックでも行くか。
NZ限定のキウイバーガーを食す。

マック好きなんで各国の限定バーガーとかちょくちょく食べてしまいますね。
どっか行こうかなーと思ったけど明日も一日ウェリントンいれるし今日はもうゆっくりするか。また酒を飲む。

て感じで宿で写真の整理とか調べものとかしてまったりと。
2019年3月28日
今日も一日ウェリントンを歩く。
とりあえず博物館でも行くか。博物館があるとなんとなく行ってしまう人。

かなりでかくて色々な展示物がありました。

なんか戦争の展示もやってた。

ここにウェタが手掛けたバカでかい人形がいて迫力がすごかった。

そのまま町をブラブラ。

駅を見たり。

教会を見たり。

ウェリントンの空港にもでかいロードオブザリング関連の展示があるので是非とも見たい。
しかし徒歩で向かうには遠いな…
調べたところinter cityのバスが空港と町をつないでいるじゃないか。
時間もいい感じのがあったしチケットの残り時間にも余裕があったのでバスで空港へ向かう。inter city様様。
飛行機に乗りもしないのに中へ入ると等身大のでかいスマウグ発見‼

ホビット三部作に出てくるやばいドラゴンですね。

目玉も動くのだけどうまく電気が点いてなかった笑
かっこええなあ…
そしてグワイヒアに乗るガンダルフ‼

思ったよりもでかくてこっちも迫力満点でした。


昔は馬鹿でかいゴラムもいたらしいが今はいないみたい。ネットを漁ると写真だけは見れるけどこれも実物みたかったのう。
空港にこんなでかいもん飾っといてくれるなんてNZはわかってますねえ…最高ですわ。国をあげて盛り上げてくれている感じが良い。日本もアライバルにゴジラとか飾っとけばいいのに。
満足したところで再びバスに乗り中心街へ戻る。
まだ時間もあるな。
ちょっと遠いけど昨日ツアーでいった山に行ってみるか。昨日はあんまりゆっくり見れなかったしな。
途中にハリウッド的なやつ。

再びの。

木々に囲まれまったりとハイキング。

ちょっとした山になっているので眺めがよい。

そのまま下って海沿いを歩く。

今日もたっぷり歩いて疲れたなあ…
宿に戻っておやすみ。明日はまた移動日。遂に滅びの山へ向かう…!
2019年3月29日
朝早くに宿をチェックアウトしてバス停へ。
北へ向かって三時間ほど走った後、乗り換えを経て午後二時ごろにナショナルパークへ到着した。
ここナショナルパークはトンガリロ国立公園トレッキングの拠点となる町だ。
トンガリロは世界遺産にも登録されているマオリの聖地。現在も活動を続けている活火山でもある。
そして何よりロードオブザリングの滅びの山のロケ地である。指輪を捨てに行く目的地ですね。
明日の朝一にトレッキングへ出発ということで宿で登山口までのバスを予約してから食料を調達しに近所の商店へ。
NZ名物のクッキータイムを購入。登山中に食べよう。

サンドイッチの材料とかも購入してあとは宿で準備とかしてのんびり過ごす。
滅びの山楽しみ過ぎる。
2019年3月30日
まだ夜も明けない真っ暗闇の中目を覚ます。
軽く朝飯を食い、昼用のサンドイッチを準備して宿の前でバスを待つ。
真っ暗のなかバスに乗り込み出発。
太陽が昇ってくるのをうとうとと眺めながら登山口へ向かう。暗い曇り空の地平線から赤い太陽が昇ってくる様子もまるでモルドールのようで気分があがった。

そして到着。ちょうど朝焼けって感じで空が綺麗だった。

今回のコースは一番上のトンガリロアルパインクロッシング。往復ではなく片道のルートになっていて大体20㎞くらい。帰りのバスの時間も決まっているのでペース配分も考えないとだな。


といことでいざ出発じゃ。

朝焼けと虹が綺麗だ。

最初は平坦な道が続く。人も多いし一本道で見晴らしもよいので迷う心配はないね。

進んでいくと少しずつ登りになってきた。

世界中色々なところ歩いているから体力的にはそこまで大変ではなかったですね。トンガリロは景色もよいしトレッキング初心者にもおすすめです。
もちろん指輪を持ち歩いているのでちょくちょく撮影しながら進む。気分はフロドなので。

しかし景色がよいなあ。

登り続ける。

写真を撮りながら歩いているとイケメンの青年に声をかけられた。
彼と雑談しているとなんかどんどんと人が集まってくる。
どうやらグループで来ているらしい。彼はスイス人だったが他の人たちはフランス、ドイツ、ブラジルなど多国籍だった。
英語が第一言語ではない学生が英語を学ぶ目的で集まったグループだそうで学校の授業の一環なのかな?そんなようなことを言ってたような。
みんな勉強中ということで簡単な英語が多かったので喋りやすかったですね。
海外の人が英語喋れるのはこういう教育制度だからなんだなあと強く感じました。やっぱ生の英会話をできるようになるには日常で使うことが大事だもんなあ。偉そうなこと言って僕はたいして喋れませんけど…
日本は中学高校と6年も勉強する時間があるのに教育制度がなかなかにひどいから全然喋れるようにならんしなあ。まあ普通に生活する中で必要がなさすぎるからしょうがない部分もあるけど。むしろ日本語を苦労せず使えるのはアドバンテージまである。最近は小学校から英語するっていうし変わってきてるんですかね。
せっかくなんでグループに混ぜてもらってお喋りしながら進んでいく。みんな20歳くらいでクソ若かったからおっさん混ざってすんませんて感じだったけど笑
カメラ好きな人もいたので写真の話したりとかNZのおススメ観光地について話したりとか。
彼らの国のことについて訊ねたりこっちは日本について教えたり。スイスは行ったことがないからいつか行ってみたいなあ。
そんなこんなで山頂についた!


これがモルドール…

王の帰還が一番好きな自分としてはここに来れて感動です。本当に。てかNZに来てから感動しっぱなし。ロードオブザリングを巡る旅最高です。
気分が上がりすぎて指輪ガチで捨ててこようか迷ったけどもったいないんでやめときました笑

山頂を少し過ぎたところには有名なエメラルドグリーンの美しい湖がある。

雲は多かったけど天気も良くて助かった。

みんなでお昼を食べながら記念撮影。

時間が経つにつれどんどん晴れてきたな。流石晴れ男(自称)は違うぜ。

活火山なのでそこら中でモクモクしとりました。

撮影会。

火山湖がいっぱいあったな。


山頂を超えればあとは楽な道をひたすらにのんびり歩く感じだった。



そのまま時間にも余裕をもって帰りのバス乗り場へ到着。20㎞弱とまあまあの距離だったけど歩きやすいし景色も綺麗でよいコースでした。
宿へ到着しシャワーを浴びてまったりと夕飯。キッチンでは今日同じコースを歩いていたという中国人カップルがいたのでおしゃべりしながら一緒に頂いた。
しかしトンガリロ歩けて本当によかったなあ。ここ数日で夢が叶いまくってて本当に幸せでございます。しかも本当のメインはこれから…贅沢すぎるぜ。
2019年3月31日
今日は休息日。
NZ旅の予定を立てたときに「トンガリロ天気がどーなるかもわからんし予備にもう一日取っておくか」ってことで予備日をとっていたのだ。
でも結局昨日いい感じに晴れてくれたので予備日いらなかったな…今日はゆっくり過ごすか。ずっと予定通りに動き続けていたから疲れたしな。
YouTubeみたり写真の整理したりしてのんびり過ごしました。たまにはこんな日も必要ですね。
2019年4月1日
ゆっくり休んで回復したところで本日は移動日。
ナショナルパークからロトルアという町へ向かう。
ロトルアは映画のホビット村がそのまま残されている「ホビトン」ツアーの拠点となる町だ。
NZ旅での数ある行きたい場所リストの中でもこのホビトンが一番訪れたかった場所でもある。
そろそろ旅も終盤だしクライマックスに近づいている感じ。いいですね。
バスはナショナルパークを出発し途中乗り換えや休憩を挟んで夕方にはロトルアに到着した。
予約していた宿へ向かいチェックイン。
宿の隣にベトナム料理屋があったので肉をいただく。結局アジア人はアジア料理が好きなんよ。

明日はいよいよホビトン‼
2019年4月2日
今日は憧れのホビトンツアーの日。
出発は午後なので午前中に少し町をブラブラするか。
ロトルアは大きな湖の麓にある町でこの辺りは温泉が有名な地域でもある。
中心街近くにある公園にも温泉が湧いており湯気がすごかった。



温泉街って感じでよいね。

散策していると足湯があるではないか!

足湯なんていつ以来だろうな。せっかくなので入ってきました。
小さい子供たちが水着で全身浸かっていて微笑ましかった。
その後は湖沿いを散歩。

天気が良いですねえ。

あとは適当に街をブラブラと。



いい時間になってきたのでツアー会社へ向かう。

こちらのツアー会社は内装もいい感じ。ここにもガンダルフがおりました。

ホビットビールも売ってた。

ツアーチケットとパンフレットを受け取りいざ出発!バスに乗り込んでホビトンのあるマタマタへ向かう。

バスの中ではツアーの説明やビデオ上映もあってテンションを上げてくれた。わくわくが止まらんね。
そしてついに…!

ホビトンへ到着‼‼

まさに映画の世界…



ガイドさんの説明を受けながら見学。ここは自由に歩きまわれないうえに時間もそんなに余裕がないのでほとんどの人が説明も聞かずに写真を撮りまくってましたが笑
毎日多くのスタッフが草花の手入れをしているとのことで本物の農村のようだった。フロドやサム、メリーやピピン達が住んでいる空気感がリアルに感じられる。
畑も全部本物。

美しい家々。これはサムの家かな。

一つ一つの配置にこだわりを感じる。

小さな服の洗濯物が干してあったり生活感がすごい。

何度も言うが映画の中に入り込んだようだ…
途中の家では撮影会。スマホを渡すとガイドさんが慣れた手つきで写真を撮ってくれた。いつも一人旅だから自分の写真全然ないけどここではどうしても撮ってほしかったからいい記念になりました。

そしてメインともいえるフロドとビルボの家は丘の上の方にある。

中には入れないがここを訪れることが出来たのは本当に感動…夢が叶いましたね。

看板や樽もよい感じ。

一通り村を回った後は丘を下り「緑龍館」へ。

このツアーにはドリンクが一杯含まれておりここで作っているホビットビールをいただける。ちなみにホビットビールは黒ビールです。黒ビール好きなのでもう本当に至れり尽くせり。

ビールやアルコールが苦手な方はジンジャービールやアップルサイダーも選べるのでご心配なく。
素敵な陶器のカップに入ったビールを映画の世界の中でいただけるこの時間は本当に贅沢でした。ファンにはたまりませんね。

建物自体が素晴らしいんですわ…




最後にお土産屋を覗いてツアーは終了。長年憧れ続けた地に遂に来ることが出来たので本当に感動しました。

ここホビトンでは贅沢なナイトディナーのプランもありこちらを選ぶと夜景もみれるようだ。いつの日か訪れたいものだ…頑張ってお金貯めよう…
どうでもいい話だが自分には死ぬまでに訪れたい場所が3つあった。
一番がスペインのサグラダファミリア。30歳の誕生日に合わせて2017年に訪れました。ここの訪問記もそのうちアップ出来たらなと思います。
三番目が屋久島の縄文杉。カメラにはまって日本中旅行しまっくてた2015年に訪問済み。個人的に日本で一番おススメの観光地かも。住みたいのは島根だけどね。
そして二番目がここホビトンである。今回でやっと制覇することが出来た。次の3つを探すかな…
今次の3つを挙げるとしたらマダガスカルとアラスカとソコトラ島かなあ。全部行こうと思ってたけど行けなかった場所なので。今後世界情勢がどうなるかわからんしコロナもあるし何より金がないので行けるのはいつになることやらですが…
また話が逸れてしまった。
とにかくこの日は思い出に残る良い日になりました。再びバスに乗りロトルアへ戻る。
宿へ帰ると昨日は気づかなかったがスタッフにワーホリで来ているという日本人の女の子がいた。
明後日にオークランドへ向かうのだが特に見たいものも決まってないという話をしたらおすすめの観光スポットを教えてくれた。こういう時住んでいる人の情報は本当にありがたい。参考にしよう。
写真を撮りすぎてしまったので夜にだらだらと整理しながら過ごす。明日は町を散歩しよう。
2019年4月3日
ロトルアに来た目的はホビトンのみだったので他に特に見たいもんないな…
地図を眺めていると近くにいい感じの森があるみたいだ。その辺散歩してみるか。
ということでカメラを持って出発。
温泉が湧いているのを横目に通り過ぎながら森へ向かう。硫黄感がよいね。

鳥さんもおります。

森に到着。木々が美しい。

モデルが欲しいロケーション。

苔がよいねえ。


やはり自然の中は落ち着きますね。

美しい池もあった。

でかい杉とか。


よくある構図。

小高い丘に登るとロトルアの町が一望できる。右奥に見えるのがロトルア湖ですね。

温泉街ということでもちろんでかい入浴施設もあります。

自分もここは入りたかったのですがいかんせん貧乏バックパッカーには高かったので外観だけ眺めて終わり。

そのまま中心街まで戻る。
腹減ってきたなあ。ラーメン食いたい。
自分はラーメン大好き人間なのでそろそろ禁断症状が出てくるころだ。思えばNZでは大体自炊しているからそんな贅沢なもん食ってないし。
調べてみるとラーメン屋があるでないか。これは行くしかねえ。
久々ラーメン。ゆず塩がおすすめのようだったのでこちらを注文。

日本のラーメンと比べてしまうとちょっともの足りない感はあったが久々の店ラーメンはおいしかった。
宿で少し休んでから夕暮れ時に湖へ向かう。
日暮れも美しいねえ。

日の入りを眺めながらぼーっと過ごす。こういう時間も大切にしたいものだ。
明日は最後の都市であるオークランドへ。NZ旅も終わりが近い…
2019年4月4日
楽しかったロトルアとも今日でお別れ。
午前中はのんびりと過ごしお昼のバスでオークランドへ向かう。
オークランドまでは四時間ほど。ぼーっと外を眺めていたらあっという間についてしまった。
オークランドはNZ最大の都市だけあって本当に大都会だった。今まで田舎が多かったので久々の大都会って感じ。まあウェリントンもでかかったけど。
予約していた宿へ向かい無事チェックイン。
大都会だし夜景でも見に行くか。

イルミネーションが綺麗。


ちょいとブラブラして宿に戻る。明日はワイナリー巡りじゃ。
2019年4月5日
オークランドにやってきたわけだが特に見たいものがあったわけではない。帰りの飛行機がここから出るので来たという感じだ。
ということで何をしようかなと思っていたのだがロトルアの宿で働いている女の子が「それならワイナリー巡りはどうですか」とおススメしてくれた。
オークランドの港から船に乗って30分ほど行くと島全体がワイン畑になっているワイヘキ島という場所があるらしい。
ワインはそんなに詳しくないがオーストラリア、特にアデレードに来てから結構ハマった。
シェアメイトが赤ワイン好きだったからな。オーストラリア酒高すぎて安ワインばっか飲んでたというのもあるけど…
船に乗って島に行くというのもいい響きだ。一日に何便も出ているようなので適当に港へ向かう。

往復チケットを購入していざ出発。

しかしオークランドは都会ですねえ。

港町って感じ。

鳥さんもやってくる。

海が綺麗だ。

予定通り30分ほどで到着。
スマホの地図を頼りに適当に景色がよさそうなところを歩きながらワイナリーへ向かう。

良い景色。


遠くにオークランドが見える。

歩いていくとブドウ畑が見えてきた。

まずはこちらの「ケーブルベイ・ヴィンヤード」へ。

5種類のテイスティングで12N$でした。900円ちょいですね。

一種類ずつお姉さんが丁寧に説明してくれた。このお姉さんフランスからワーホリに来てるとかでやはりフランス人はワイン好きなのかなと思った。英語が達者ならこういうところでも働けるしお洒落でいいなあと思いました。

一杯の量は少ないとはいえ5杯も飲むと少し酔いますな。
気分もよくなってきたところでお礼を告げ次のワイナリーへ向かう。
お次はこちらの「マッドブリック・ヴィンヤード」。ブドウ畑が美しい。


結婚式とかもやっている施設のようで海の見えるお洒落な建物でした。
テイスティングは4種類で10N$。800円弱かな?



海を眺めながら白や赤やロゼをいただく。うーむ贅沢な時間。ピザでも頼みたかったがいかんせん貧乏なもんで…ワインオンリーです…

ゆっくりと4杯いただいてさらに酔ってきた。でももうちょい飲みたいな…三件目行くか。
ワイナリー巡りはバスが主流らしいが徒歩でもいけないことはない。自分は節約のために歩き。なんで歩いているうちに酔いもさめるだろう。
ということで次は「ジュラシック・リッジ」というところへやってきた。

…がお休みだった。残念。
しょうがないから次の場所へ行こうか。
と思って歩き出したらなんとサンダルがぶっ壊れた。

…クソ歩きづらくなってしまった。まあ旅の前半ではなくこのタイミングでよかったかな。
裸足でワイナリーもあれなんでもう戻るか。飲みすぎはよくないという神のお告げだろう。
帰り道にビーチがあったので少し寄ってみる。



水が気持ちいいね。

思い出を刻む。

港へ着くとちょうどよくフェリーやってきたのでそのままオークランドへ戻る。
酒も入ったしラーメン食いてえなあ。ロトルアで食ったらラーメンスイッチはいってしまった。
ということで宿で靴に履き替えらーめん屋へ。ネギたっぷりでおいしかったです。

日も暮れてしまったので宿へ戻ってまったりと。
明日でNZともお別れかあ…思い出を振り返りながら荷造りをして就寝。
2019年4月6日
いよいよ3週間にわたるNZ旅行も最終日。
夜の飛行機でオーストラリアへ帰るのでそれまでは時間がある。
といっても特にやることねえんだよな…
とりあえずチェックアウトまで宿でのんびりと過ごし、荷物を預かってもらってから町へサンダルを買いに行った。
適当な店で購入。サンダルは今後も使うからね。
そのまま町をブラブラ散歩する。
腹も減ってきたのでなんか食うか。
最近のラーメンのせいで日本食が恋しくなってしまっているな。
ということで目に入ったジャパレスへ。

贅沢にとんかつとビールをいただきいい気分だ。高かったけど最終日だしいいだろう。

少し早いが乗り遅れたら嫌だしもう空港にいってしまうか。空港には早めに着いておきたいタイプ。
宿に戻り荷物を受け取ってバスで空港へ向かう。もちろんinter cityで。三週間お世話になりました…
オークランドの空港にもでかいドワーフの石像がありました。最後まで楽しませてくれますねい。


空港で適当に飯を食ってWi-Fiひろってだらだらと搭乗を待つ。
これでNZ旅も終わりですかあ。三週間は長かったけど終わってみるとまだまだ行きたい場所はいっぱいあったな。
ロードオブザリング関連をメインとして周ったけどいくつか諦めたツアーもあるしな…
単純に自然が綺麗で本当に感動しました。都会は世界中どこも似たようなもんだけど(主観)自然てやっぱりそれぞれの国の特徴が出る感じがして面白い。
見たかったもの、行きたかった場所を一気に周れたからよかった。
NZは入国するときに帰りの飛行機のチケット持ってないと入国できないからあらかじめ日程決めちゃって予定立てるのが本当に大変だったけどね…まあそれも旅の楽しみってことで。
行ったの一年以上前なのでいくつか記憶が抜けているところもあったけどやっとNZ旅の記録が書けてよかった。写真を見るとまあまあ覚えているもんだな。しかしこういうのはすぐに書かないといかんね。
コロナが落ち着いたらまた行きたいなあ。今度は冬に行ってスキーするなんてのも贅沢かも。
もう海外は当分いいかなあなんて思っていたけど昔の写真を見返すとまたふらっとどっか行って写真でも撮りたいなあと思うもんだ。
ありがとうニュージーランド‼
今回の旅のルートはこんな感じでした。
長々とお付き合いありがとうございました。皆様メリークリスマス。
2020年12月25日 tomoyoshi fukatsu