【2024】台湾旅行記|霧社事件とカバランウイスキー

台湾旅行記2024

今更ながら2024年に訪れた台湾旅行記を更新します。このときは約4年ぶりの海外ということで久々の国際線にテンション上がっていた記憶がある。

記憶が薄れてしまっている部分もあるけれどなるべく詳細に旅の記録を残せたらと思います。

【2017年の台湾旅行記はこちらから】

台湾小旅行記

2024年4月11日(木)

このときは大阪のゲストハウスで住み込みしながらノマド生活を送っていたが、オーナーさんにお休みをもらい早朝にゲストハウスを出発。最寄りの今里駅からだとフライトに間に合わなさそうだったのでスーツケースを転がして鶴橋駅まで歩いていった。鶴橋駅前のローカル感好き。

無事電車に乗り込んで1時間ちょいで関空へ到着。久しぶりの空港にワクワクしたのを覚えています。

桃園国際空港に到着

飛行機は予定通り出発し、14時半頃に桃園国際空港へ到着した。イミグレでアライバルカードを記入しようと思ったら待機列のところにQRが貼ってあってスマホで手続きできた。最近はどこも電子化でなんか寂しさを感じる。アライバルカードは紙のが好きだし、できれば毎回パスポートにはスタンプが欲しいタイプです(まあいえばくれるけど)。

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到着後は空港内のATMで適当に現金をおろしてSIMカードを購入する。その後はMRT(地下鉄)用のsuicaみたいなカードを購入し、電車で宿へ向かう。台湾の地下鉄はWi-Fiもサクサクだし移動にストレスがないのがよいですね。

本日は1泊2,000円ほどの安宿を予約している。最寄り駅から少し歩いて無事に到着。チェックインしてから荷物を置き、軽めの街散策へ向かいます。

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ちょうど夕暮れ時で夕日に染まる町がいい感じでした。台北はバイクで走っている人が多いですね。

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漢字だらけの看板に異国感を感じます。

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歩き回ったあとは腹も減ってきたので適当に店に入り、チキンとご飯とビールをいただく。暑い国で飲むビールはやはりうまい。

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「大稲埕碼頭」でビールを飲む

その後は散歩がてら「大稲埕碼頭(ダーダオチェン・マートウ)」という川沿いの夕日スポットへ。いろんなお店も出ている観光地で多くの人で盛り上がっていた。さっきもビールを飲んだけど気分もいいのでもう1杯クラフトビールをいただこうか。夕日の見える席でまったりと景色を眺めながらのんびり。

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贅沢な時間ですね。ビールは一杯180TWD(当時で900円くらい)でそこそこしたが旅先では贅沢しないとな。のんびりしていたらほどよく日も暮れてきて港も雰囲気が出てきた。

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ついでに町の夜景も撮りながら再び散策する。

「迪化街」を散策

埠頭の近くにある「迪化街(ディーホアジエ)」は昔ながらの雰囲気を感じられる良いスポットだった。

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個人的によく撮れたと思う1枚。店先のおっちゃんがいい感じだ。

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この通りにはたくさん商店が並んでいて活気があった。

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日も暮れてきて昼とは違った雰囲気。

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「寧夏夜市」をのぞく

せっかくなのでそのまま「寧夏夜市(ニンシャー・イエシー)」も見学に行く。2017年に台湾訪れたときもこの夜市に来た気がするな。

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夜市は賑わっていてこちらも雰囲気はバッチリだった。日本とは違うアジア感がよいですよね。

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初日からいろいろ撮って満足したところで帰りにコンビニに寄ってチキンパンみたいなやつと再びビールを買う。ビール飲みすぎだろ…これ書いている現在はかなり酒を飲まなくなったので昔の自分にやや引いています。

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宿で1人晩酌をしながらのんびり。共有エリアに懐かしのエビちゃんが表紙のCanCamがあってウケた笑

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2024年4月12日(金)

朝起きて荷物をまとめて散策準備。今回の旅は途中で兄と合流して観光予定だ。本日は合流日で夕方から九份へ移動するので宿にスーツケースを預かってもらい身軽に行動する。

カメラを片手に街へ繰り出し、まずは適当に朝飯を探す。宿の近くにあったローカルなお店がおいしそうだったので入店し、小籠包と豆乳を注文。

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中国系の国でよくあるこの朝飯豆乳システムめっちゃ好き。いわゆる豆漿(ドウジャン)ってやつ。そもそも豆腐とか豆乳が好きなだけだけど。

淡水の「怪奇博物館」へ

お腹も満たされたところでまずは電車に乗り「淡水(ダンシュイ)」へ向かいます。目的は「怪奇博物館」というおそらくそこまで有名でもない場所。「捜奇博物館」とも呼ばれているらしいけどこのときは「怪奇博物館」という名前でした。

オカルト・怪奇系の珍品を所狭しと展示してあるらしく以前から気になっていたんですよね…こういった怪しいスポットにはついつい惹かれてしまうのだ…

ということでGoogleマップを頼りに目的地へ到着したがなんと閉まっているじゃないか!Googleマップでは営業中になっているのに…まさか入れないのか…?かなり楽しみにしていたのにこれは残念すぎるぞ…

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諦めきれずに入口の隣で屋台をやっている兄ちゃんに聞いてみたりしたけどわからんみたいだった。

まあこんなこともあるか。しょんぼりしながらとりあえず町を散策することにした。淡水は海沿いの観光地って感じでなかなか見応えがありました。台北の中心街よりもややローカルな雰囲気が漂っているのがよいですね。

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漢字だらけの看板の中をバイクが走り回っているのが雰囲気ある。

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アートな壁とか。近くには教会なんかもあったな。

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いたるところで感じられるローカル感が好き。

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海沿いの公園の雰囲気もよき。

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軽くグルっとしたところで諦めきれずに再度博物館へ帰ってきたらなんと開いてるじゃないか!単純にGoogleマップの営業時間よりも遅めの開館だっただけみたい。よかったよかった。

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チケットを購入して中に入ると怪しいコレクションたちがお出迎えしてくれた。

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奇形動物の剥製やホルマリン漬け、貞操帯や肺結核の標本、ヤバい風習として有名な纏足(てんそく)の靴、バカでかい蛇の抜け殻、罪人に使用する焼印(インクで押せるように用意されてる)などなかなか普段は目にすることができない展示物を堪能できました。

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人は選びそうですがいわゆるB級スポット系が好きな人には大変おすすめな場所です。台湾に行った際はぜひ笑

ついでに「失恋博物館」をのぞく

この博物館のチケットは近くにある「失恋博物館」のチケットもセットになっていたのでついでにこちらも覗いてみる。

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ここは入口がわかりづらくて別店舗のおばちゃんに言って鍵を開けてもらう感じだった。正直そこまで見たいわけでもなかったのでちょいと気まずかった笑

でも中に入るとたくさんのメモ?が壁一面に貼ってあってこちらはこちらで見応えがありました。

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殴れるサンドバッグ(女性専用)があるのがおもしろい。

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失恋博物館といえばクロアチアのが有名だけどここはまた雰囲気が違っておもしろかったです。

【クロアチアの旅行記についてこちらから】

アドリア海の真珠・ドゥブロヴニク

「関渡宮」を参拝

満足したのでお次は「関渡宮(グワンドゥーゴン)へ向かう。なんか写真映えしそうな寺ということであらかじめチェックしていたんだけどかなり歴史的な場所だったみたい。

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1661年に創建された歴史ある道教寺院ということで、海の守護神である媽祖(まそ)を祀っているらしい。海に囲まれた台湾は媽祖信仰が強いらしく、関渡宮は台湾の中でも重要な媽祖廟みたいです。

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ここには洞窟みたいになっている参拝空間があって天井までびっしり施された彫刻なんかがめっちゃ美しかったです。

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外に出ると少し高いところまで登れるようになっていてそこから望むオレンジ色の屋根やド派手な装飾なんかも見応えがありました。宗教建築好きならかなりおすすめの寺院です。

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お寺を見学しているといい時間になってきたので宿に戻って荷物をまとめる。その後は兄と待ち合わせの西門町へ向かう。宿の近くの胡椒餅の店に行列ができていて気になったので購入。肉たっぷりでとてもうまかったです。

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西門町はショッピングエリアで賑わっていました。タピオカを飲みながらのんびりしていたら兄が到着したので合流してバスに乗り込む。

バスで「九份」へ向かう

台北からは1時間ほどで九份(ジョウフェン)に到着し、無事にチェックインを済ます。結構時間ギリギリだったので心配だったけど間に合ってよかった…九份の宿のチェックインリミットが結構早めだったので実は結構ヒヤヒヤしていた笑

この日の宿は古さは感じられるけどオーナー?のおばちゃんの雰囲気が良い素敵な場所だった。

荷物を置いて一息ついたところで夜の九份を街歩きする。提灯の灯りやらがかなり雰囲気があってアジアを感じます。九份といえば千と千尋っぽいと有名だけどやっぱり夜の方がより幻想的で好きですね。

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九份では外せない阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)へ。ここの風景はやはりよいものです。特に夜はよい。

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パシャパシャと写真を撮ったあとは隣接するレストランへ。九份は夜になると閉まってしまう店が多いけどここは遅くまで開いていて助かった。前回台湾に来たときに人が多くて入れなかったので今回リベンジできてよかった。

いくつかのメニューはすでにオーダーストップしていましたが、ビールと牛肉麺が注文できたのでオーダー。ここはベランダから阿妹茶樓を見渡せるのがよいんですよね。ちなみに上の阿妹茶樓の写真はこのレストランから撮ったやつです。

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ビールとともに。

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腹も満たされたところでデザートに豆花(トウファ)を食べにいく。豆花は甘い豆腐みたいなスイーツで、このときはかき氷や団子なんかも入っているタイプのやつをいただきました。さっぱりしていておいしかったです。

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その後はブラブラと探索しながら宿に帰る。帰りに寄った提灯だらけのお寺もきれいだった。

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2024年4月13日(土)

九份の宿は朝食付きだったのでホットサンドみたいなやつをいただいた。

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前日にリストから選ばせてくれるシステムでBBQ味みたいやつを頼んだけどおいしかったです。写真撮るの忘れたけど朝食を食べる部屋は窓からの眺めが良かったのを覚えている。

朝の九份を散策

その後は朝の九份を観光する。夜とはまた雰囲気が違っておもしろいですね。台湾式のおみくじを引いたり町の様子を撮ったりと軽めの散策。

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兄がおいしい台湾茶を飲みたいとのことで、お店を探すが朝早いため狙っていた店に行っても開いていなかった…しょうがないのでブラブラと歩きながら適当にオープンしている店に入ったけど思っていたのとちょっと違ってやや残念ではあった…お茶はおいしかったけどもっと伝統的なスタイルを期待していたもので…

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その後は10時頃にバスに乗って台北へ戻る。台北のメジャーも場所も見ておきたいということでまずは中心地の自由広場などを見学します。

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台湾に来たならここは見ておかないと。守衛さん?が相変わらずかっこよかったです。

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中正紀念堂なんかも見学してから次の目的地へ移動します。

「国家人権博物館」へ向かう

次の目的地は個人的に行きたいと思っていた「国家人権博物館」。ここへはバスで行ったけどなかなか遠いし結構歩くしで思ったより時間かかってしまった…完全に自分の趣味なので兄を付き合わせて申し訳なかったな…そもそも初台湾の人を連れて行く場所でもない気がする。

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こちらは台湾の「白色テロ時代」と呼ばれる政治弾圧の歴史を伝え、人権の重要性を学ぶための国立博物館です。過去に政治犯を収容していた監獄跡なんかを公開していて、民主化の歩みと人権の尊さを後世に伝えることを目的としているのだとか。

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この辺の歴史は全然詳しくないですが、施設は広く取調べ室や収監所などがあって見応えがありました。

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こういった負の施設についつい惹かれてしまうので訪れることができてよかったです。

街歩きしながら本日の宿へ移動

その後は遅めの昼食で魯肉飯をいただく。こちらはかなりローカルな雰囲気で地元民と相席になりながら食べた。豆腐みたいなやつも一緒に頼んだけどおいしかったです。これぞ本場の味って感じ。

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食後はせっかくなので台北101タワーも見に行く。ここには小籠包で有名な「鼎泰豊(ディンタイフォン)」が入っているので食べようと思ったけどめっちゃ待ち時間が長い…そこまで並びたくないということで残念ながらこちらはスルーしました。

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コーヒーとか飲みながらブラブラとしていたら良い時間になってきたので本日の宿へ向かう。経緯は忘れたけどこの日はなぜか板橋という場所に宿をとっていて降りる駅を間違えて結構歩くことになってしまった。国家人権博物館に行くときもルートに迷い兄を結構歩かせてしまったのでこの日はとにかく申し訳なかったな…

ホテルにチェックインして荷物を置いてからは板橋の夜市へと向かう。

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こちらの夜市も活気があってにぎわっていました。

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今日は屋台でいろいろ買って食べ歩きをしようということで散策しながら適当にご飯を買っていく。しかし混みまくっていて全然座るところがなくて路上で食べた笑

現地の雰囲気を感じながらいろいろと食べ比べができてよかったです。

2024年4月14日(日)

「霧社事件」を巡る

この日は朝から移動の日。自分が今回の旅でどうしても行きたかった「霧社(むしゃ)」という地域に向かう。霧社は台中の山中にある場所で、日本統治下の時代にセデック族という先住民が日本軍警察に対して蜂起した抗日事件が起こったことで知られている場所だ。

セデック族は首刈りの風習を持っていた民族ということで以前から気になっていた。この事件は「セデック・バレ」という映画にもなっているので気になった方にはぜひ鑑賞してほしいです。

台北から霧社へのルートは台北→台中→埔里(プーリー)→霧社って感じで乗り換えが必要らしい。ということでまずは台北のバスターミナルから長距離バスに乗り込み台中へ。

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台中に着いたら下調べしていた「干城車站(カンチョン チャーヂャン)」というバスターミナルへ向かう。この周辺はいろんなバスが来ているみたいで係員ぽい人に埔里行きのバスを聞いてみたら丁寧に教えてくれた。ということで無事に乗り込み2時間ほどかけて埔里に到着。

埔里ではとりあえずお腹も空いていたので、どローカルな食堂に入り炒飯を注文。地元感のある味でおいしかったです。

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個人的にはこういうローカルな場所が好きなんですよね。

食後は埔里のバスターミナルから霧社行きのバスを探す。ここでも聞いてみたら親切に教えてくれて無事乗車。どんどん山道を進んでいき1時間ほどかけてついに霧社へ到着した!

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ちなみにすでに午後2時近くで思ったよりも時間がかかってしまった…とはいえ無事に訪れることができて本当によかった。

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霧社は温泉街へ向かう玄関口的な町でもあるらしく、こじんまりとした雰囲気でした。バス停から5分ほど歩くと今回のメイン目的地である「モーナ・ルダオ紀念公園」が見える。

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モーナ・ルダオは霧社事件を指導したセデック族の一部族であるマヘボ社の頭目を務めていた人物です。「社」というのは部族の中にある個々の集落の単位を表す言葉らしい。

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あらためて霧社事件について紹介すると以下のような感じになります。

当時、日本統治下の台湾では「理蕃政策(りばんせいさく)」という山間部に住む原住民を支配下に置くための政策が進められていました。この政策によって山岳地域の国有化や武装解除、強制移住、生活の管理などが行われ、セデック族の伝統的な暮らしは大きく制限されていきます。

当時のセデック族には「出草(しゅっそう)」と呼ばれる首刈りの習慣がありましたが、こちらも総督府によって禁止されていました。伝統文化が規制されることについては強い反発がありましたが、総督府は武力によって抵抗を押さえつけていました。

そして1930年10月27日、台湾山岳地帯の狩猟原住民の部族が武装蜂起し、中心村落の霧社で開催されていた運動会の会場を襲撃します。このとき蜂起の中心となったのがセデック族です。頭目のモーナ・ルダオは周辺の部族に働きかけ、周到な計画のもとに霧社の日本人を殺害する計画を立てます。現場では130人以上の日本人と、和服を着ていたため日本人と間違えられた台湾人2人が殺害されました。

この事件について総督府は怒り、本格的な正規の日本軍を動員し、航空機や機関銃、毒ガスまでも用いて鎮圧したといわれています。それでもなお鎮圧に手間取ったため、現地でセデック族と対立関係にあったタウツァ族などにも協力を仰ぎ、首狩りを許可して味方として戦わせました。

鎮圧には2ヶ月ほどかかりセデック族は壊滅、モーナ・ルダオは山中で自決し、遺体は4年後に発見されます。捕らえられた蜂起の生き残りは「保護蕃(ほごばん)」と呼ばれ、別の場所に移住させられました。しかし、翌年の1931年4月25日、セデック族の保護蕃の集落は蜂起に加わらず日本軍の味方をしたタウツァ族などに襲撃され、ほとんどが殺害されました。これは「第2次霧社事件」と呼ばれ、このとき首を刈られた被害者たちの写真は、霧社事件を象徴する記録として残されています。

参考:世界史の窓 霧社事件

詳しくはWikipediaなんかにも載っているので興味がある方はぜひ調べてみてください。やや閲覧注意な写真もありますが。

こちらが「モーナ・ルダオ紀念公園」の入口からの風景。モーナ・ルダオは漢字では「莫那魯道」と表記するようです。

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公園内にはモーナ・ルダオの銅像やお墓、蜂起したセデック族を表現する像などがあります。

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現地に来るとここに住んでいた人々や起こった事件についてよりリアルに感じられます。今は台湾といえば親日で知られる国だけど、過去にはこのような問題もあったことは知っておいたほうがいいのかなと思いました。自分も霧社事件を知ったのは数年前で、こんなひどい事件が起きていたことは意識したこともなかったしな…

来るのはやや大変だったけど実際に訪れることができてよい経験になりました。

公園を見学後は周辺を散策。

運動会が開かれていた事件現場は現在発電所になっているとのこと。看板が立てられています。

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山の中にあるので自然がきれい。

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原住民の見た目になんかアイヌっぽさを感じる。口まわりの入れ墨とか。

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近くにあった徳龍宮も美しかった。日本統治時代は神社だったみたいで鳥居の名残が見られる。

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近くにある自然史教育館では霧社事件に関連する資料が見学できるみたいで寄りたかったのだけどこの日は日曜日で開いてなかった…

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なかなか行けない場所に来ることができてよかったです。再びバスを乗り継いで台中まで戻る。

台中を歩く

霧社へ往復するのに思ったよりも時間がかかってしまって台中に戻って来るころには日も暮れかけてしまった。台中でもみたいものが何か所があったので巻きで訪れることにする。

まずはバスに乗って「彩虹眷村(ツァイホンジュエンツン)」へ。レインボービレッジとも呼ばれるカラフルな場所です。

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もともとは中国の内戦で行き場をなくした大陸出身の兵士とその家族のため、1960年頃に作られた集住地域のひとつだったみたいです。

2000年前後に再開発で取り壊される計画が立てられたけど最後まで居住していた香港出身の中国軍の退役軍人・黄永阜(ホアン・ヨンフー)さんが一面に絵を描き始めてアートとして注目され保存運動が起こったのだとか。

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夕方になってしまっていたので一部中には入れなかったですが、外から色鮮やかな様子を見学できました。

お次に向かうのは「動漫彩繪巷(ドンマン・ツァイフイシャン)」と呼ばれる日本の漫画の壁画が並ぶアニメストリート。

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手書きのアニメキャラクターがそこら中に描かれていてとても見応えがありました。

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著作権的にどうだかはわかりませんが、リスペクトと熱量を感じられる作品ばかりでどれもすばらしかったです。

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その後は「宮原眼科(ゴンユエンイェンコー)」という有名なスイーツ屋さんへ。途中には「台中電子街」というおしゃれな通りがあった。

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宮原眼科は1927年に日本人眼科医・宮原武熊氏によって建てられた診療所を改装したスイーツ屋さんです。建物はレトロかつおしゃれな感じで多くの人で賑わってました。今でも眼科の名称で営業しているのがおもしろい。

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せっかくなのでアイスを注文。なんかお茶系のやつ頼んだ気がするけどめちゃめちゃうまかった。

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いろいろ見れて満足したところでこのあとは台北に帰らなければならない…バスで帰る予定だったけどすでに7時を過ぎていてだいぶ遅くなってしまっていたので新幹線を使うことにした。

電車が出る台中駅はレンガ造りの建物が残されていていい感じでした。

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チケットを購入して乗り込んだけど人が多くて台北まで座れなかったのがややきつかった…今日はちょっと予定を詰め込みすぎたな。

昨日もだけど兄は初台湾だったのにあんまりメジャーな場所にも行けず付き合わせて申し訳なかった…しかもこのあとは朝のフライトで日本に帰るので空港泊というハードスケジュール…あんまりバックパッカー的な自分本位の旅に人を付き合わせるのは控えようと反省しました。

台北に着いたあとは兄を駅までお見送りして自分は今夜の宿へ向かう。チェックインが11時頃になってしまい遅くなって非常に申し訳なかったけど台北は都会なので快く受け入れてくれた。荷物を置いて一息ついてから近所のコンビニでご飯を買って軽めの晩酌。ビニールとかじゃなくてあみあみの紙?布?みたいなやつを袋にしている工夫がなんかよかった。

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とにかく移動が多く疲れた1日だった…でもいろいろと見れてとても満足な日になりました。

2024年4月15日(月)

再び一人旅に戻ったところで、本日は午前中からカバランのウイスキー工場へ向かう。ウイスキー好きとして台湾といえばカバランである。

「カバラン」の蒸留所見学へ

カバランウイスキーは、台湾の東に位置する宜蘭(イーラン)県で造られている台湾産ウイスキー。2008年に誕生し、急速に世界的な評価を得ていった新時代のウイスキーです。

ウイスキーというと寒い地域で長期間熟成させるのが一般的だけど、カバランは高温多湿な台湾で短期間で熟成させるのが特徴。よく知られているウイスキーと比較すると軽やかな感じで、フルーティっぽいおいしさがあるといわれていますね。自分はライターなりたての頃にウイスキーメディアでこのウイスキーを知って、その後バーとかで2~3種類は飲んだことがあるけどなんか飲みやすい感じだと個人的には思っています。

ちなみに名前の「カバラン(Kavalan/噶瑪蘭)」は、宜蘭地方に住んでいた先住民族カバラン族に由来しているらしいです。

台北からGoogleマップを頼りにバスに乗り込み蒸留所へ向かう。入口はこんな感じでした。

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カバランの蒸留所ではガイド付きツアーをやっているけど今日はあまり時間もとれず、個人でできる施設見学をすることにした。展示内容は充実していて、見学だけでも十分楽しめました。

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さらっと見学を終えたあとはせっかくなので蒸留所に併設されているバーでテイスティングセットをいただきます。テイスティングルームは曲面のガラスが美しい小洒落たスペースだった。

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オーダーすると3種類の飲み比べを注いでくれた。あんまり覚えてないけど写真を見返すと以下の3つみたいですね。

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1.Kavalan Distillery Reserve Rum Cask Single Cask Strength Single Malt Whisky

2.Kavalan Distillery Reserve Madeira Cask Single Cask Strength Single Malt Whisky

3.Kavalan Distillery Reserve Peaty Cask Single Cask Strength Single Malt Whisky

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この3種はどれも「Distillery Reserve(蒸留所限定)」かつ「Single Cask Strength(ひとつの樽から採取した原酒をそのまま瓶詰め)」のウイスキーです。熟成に使われている樽がそれぞれ「ラム酒用樽」「マデイラワイン用樽」「ピート香の強い樽」で異なっていて個性が生まれている、みたいな感じらしい。

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正直味はあんまり覚えていませんが、個人的にピーティなウイスキーが好きなのでPeaty Caskのは好みだった記憶がある。カバランは全体的に甘めというかトロピカルな感じな味わいだけど、Rum Caskはよりその個性が強調されて華やかだった気がします。Madeira Caskは全然覚えてないけどおいしかったのは間違いない笑

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今はわかりませんがこのときはテイスティングセット3種で800TWD(4,000円くらい)でした。他にもセットじゃなくて単体で頼めるものもあるので気になったやつを一口だけ試してみるなんてのもいいと思います。台湾に行く予定のウイスキー好きの方にはおすすめです。

しかしこんなこと書いていたらカバラン飲みたくなってきたな…そのうち我が家にも1本くらいストックしておこう…

試飲後はギフトショップでお世話になっている方たちとゲストハウスのオーナーさんにお土産を買う。ギフトショップでは試験管みたいなやつに入ったウイスキーが何種類も売っていて少量からいろんな味を選べました。ここの蒸留所見学とてもよかったのでいつかはガイドツアーも行ってみたいものです。

高雄へ移動

満足したところで今日は高雄に移動するので台北まで戻るバスを探す。来るときは適当にちょうどいい時間のバスに乗れたけど帰りはなかなかいい時間のバスがなくて結構待つことになった…ある程度下調べはしといたほうが旅のストレスは少なくて済むことにわかっているのについサボってしまう…

とはいえ無事に台北へ戻ることもでき、再びバスターミナルへ向かって今度は高雄まで移動する。昨日から行ったり来たりで非効率ではあるけどまあこんなこともありますわな。

バスターミナルでは肉まんやらゆで卵やらをつまみながらのんびり。15時発のバスに乗り込んで日が暮れる頃に高雄へと到着した。

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ひとまず宿へチェックインして荷物を置いてから軽く周囲を散策に行く。高雄は1泊だけだし明日には台北に戻らないとなのでいそがしい旅程だ…

高雄の夜市も見たかったので夕飯は屋台にしようと「六合夜市」へ。ついでに美しい駅として有名な「美麗島駅(メイリーダオツァン)」も見学。カラフルなステンドグラスに彩られた構内が美しかったです。

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夜市ではカニの揚げたやつとか台湾で有名なでかいチキンなどを食べた。

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台湾の夜市はどこも盛り上がっていて雰囲気がよいですね。

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宿に戻って本日の観光は終了。このとき泊まったゲストハウスは清潔かつおしゃれで居心地良かったな。

2024年4月16日(火)

高雄を観光

本日は高雄観光の日。まずは朝食に大阪のゲストハウスに来ていた台湾人ゲストがおすすめしてくれたバーガー屋さんへ向かう。なんか台湾南部の方でしか食べられない有名チェーン店らしい。

「丹丹漢堡(ダンダンハンバオ)」というお店で、サクサクのチキンバーガーが人気とのこと。バーガーとチキンのセットを頼んだけどジャンクなお味がしてとてもおいしかったです。

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その後はブラブラと町を探索する。

公園で写真を撮っていたら(おそらく)地元民のおっちゃんに話しかけられて軽く雑談。相手をしていたらなんか勝手にめっちゃ盛り上がって「車で高雄案内するよ!」とか言い出してしまった。まあいい人っぽいし時間があれば一緒にどっか行くのも楽しそうなんだが本日は予定が詰まってしまっているのだ…しかしこういう出会いはなるべく大事にしたい派なので少々残念だったな。

公園を出たあとは美しい寺として気になっていた「三鳳宮(サンフォンゴン)」へ。空を埋め尽くす大量の提灯が見応え抜群でした。

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近くにある商店街もよい雰囲気です。

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バスで「高雄神社」へ向かう

その後はバスに乗って「高雄忠烈祠(カオション・ヂョンレイツー)」を目指します。ここは日本統治時代に「高雄神社(当時は「打狗金刀比羅神社」と呼ばれていたらしい)」として創建された建物を転用して整備した場所です。

台湾には神社だった場所が今でも「忠烈祠」としてそこら中にある。いつかはそういうところをメインに巡る旅もしたいけど今回はあまり時間も取れずまともに行けたのはここぐらいだったな。

高雄忠烈祠は山の上にあったので軽いハイキング気分だった。

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途中には猿もいたりしてなかなか自然味あふれる場所でした。

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ていうか途中で野良犬がめっちゃ吠えてきて超怖かった。海外の吠えるタイプの野良犬は噛まれたらやばいイメージがあるのでビビってしまう…

階段と山道をひたすら登って到着。忠烈祠の建物は沖縄感を感じる派手な彩色で鳥居っぽいものがあったりと神社建築?を感じられる造りでした。

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壁には過去の歴史を紹介する写真も。

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山の上にあるので眺めが良い。今は展望台のあるデートスポットって感じでしたね。

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「蓮池潭」を目指す

その後は街に下りてきて「龍虎塔(ロンフーター)」で有名な蓮池潭(リェンチータン)を目指します。

移動中に見たこのマンション?の壁画がなんかよかった。「文武聖殿駅(ウェンウーシェンディエンツァン)」という場所の近くです。

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龍虎塔は高雄の代表的な観光スポット。よくパンフレットとかにも載っているのでめっちゃ楽しみにしているところでもあった。

しかし今回実際訪れてみるとなんと工事中…これには結構萎えましたね…

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外観のきれいな風景は見れなかったけど龍の口から入って虎の口から出る内部の様子は見学できました。この参拝順路は「龍=吉、虎=凶」という陰陽思想に基づいたもので、厄を祓い運気を高める意味があるのだとか。内部には派手な色使いの壁画や彫刻なんかがたくさんあってとても見応えがありました。

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ちなみにこの工事は2025年4月に終わったらしいので今ならきれいな状態で見学できるみたいです。こいつはいつかリベンジに行きたいぜ…

龍虎塔はバッチリ見れなかったけどこの池周辺にはほかにも見どころがたくさんあった。

少し歩いたところにあるド派手で巨大な「啓明堂」は左右対称な感じがとても美しい。

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池に向かって橋が伸びていてその先にある「五里亭」もきれいです。

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さらにその先に歩いていくと「北極玄天上帝神像」がある。こちらは高さ72mあるという巨大な道教神像で、北方を守護する北極星の化身ともされているのだとか。

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龍虎塔がバッチリ見れなかったのは残念だったけど他にもいろいろと見ごたえのある建造物が見れて満足だったな。

台湾旅行記2024

ほかにも高雄では100ヘクタール以上の広大な敷地に高さ108mの巨大坐像を擁するという「佛光山寺」が気になっていた。こいつも果てしないスケール感で見ごたえあるらしいのですがこの日は観光する時間も取れず泣く泣く諦める…次回台湾に行くことがあればぜひ訪れたい場所です…台南市も行けてないし台湾にはまだまだ見たいところがたくさんありますね。

いろいろと見学できて満足したところでバスに乗って台北へ戻る。今回はだいぶ行ったり来たりで移動時間ばかりになってしまったのがやや失敗だったな。

台北に戻るともう夜になっていた。宿に預けておいた大きなスーツケースを拾って空港へ向かいます。駅ではお土産を探したり夕飯に小籠包を食べたり。

台湾旅行記2024

安い航空券なのでフライトは明日の早朝。朝まで空港泊で過ごします…

2024年4月17日(水)

朝5時くらいに目を覚まして朝食に朝マックを食べる。すると飛行機が遅れているとの連絡があり1,000円分くらいの食事チケットをくれた。でももう飯食っちゃったよ…ということで朝っぱらからビールを飲みます。こんな朝から飲むとか今じゃ考えられん…まあ贅沢ではあるがこんな生活していたから肝臓が悪くなったんだ。

台湾旅行記2024

その後は飛行機に乗って無事大阪へ帰国。お土産一覧はこんな感じ。台湾といえばなパインケーキおいしかった。

台湾旅行記2024

ということで今更ながらの台湾旅行記でした。写真を見返すと意外と覚えているものだ。やはり旅の記録はアウトプットしていったほうが良いような気がする。

まだまだ書ける旅行記は無限にあるのでまた気が向いたらなんか更新したいと思います。

2026年3月  Tomoyoshi Fukatsu

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