【2019】スリランカ旅行記│アダムスピーク登山とカリン塔

最近写真展をやったことで過去の記録をしっかり残しておきたくなったため、とても今更ながら2019年のスリランカ旅行記を書いてみる。もうほとんど忘れかけているけれど写真と当時のメモを頼りになるべく思い出していきたい…
旅中は基本的にずっと日記をつけていたのにオーストラリア後に周ったインドネシア→シンガポール→マレーシア→スリランカ→ネパール→インド→中央アジアの記録だけは残してなかったのがずっと心残りだったんですよね。どこかに書いておかないとなかったことになるに等しいのでせっかくのHPを活用して記録を残しておこう。
2019年12月9日(月)
まずは空港泊からスタート
この日は移動日。マレーシアのクアラルンプールから飛行機に乗ってスリランカのコロンボへ。
夜に空港到着だったため今日は空港泊をすると決めていた。適当なベンチなどを探してみるもまったくいいのが見つからない…ということで床で寝ましたがなかなかにハードだった記憶があります。ベンチと床にはひとつの壁があると個人的には感じている。まあ貧乏バックパッカーとして贅沢はいってられません。
まわりでも結構床で寝ている人がいたので心細さはなかったです。みなさまとほどよい距離を取りつつ目をつむり眠りにつく…
2019年12月10日(火)
早朝になると多くの人達が動き出し周囲が騒がしくなってきた。
眠い目をこすりながら荷物をまとめ、空港のATMで現金を調達したあとに適当にバスを探して市街地へ向かう。今日は宿を予約していなかったため、とりあえず目星をつけておいた中心街の安宿へ向かってみる。
宿にチェックインしてからインドビザを取りに行く
朝っぱらから訪ねたためにオーナーのおばちゃんはだいぶ不機嫌そうだった。申し訳なく思いながらも部屋は空いているとのことで1泊お願いして部屋へ通される。荷物を置いてからシャワーを浴び、しばしまったりしてからまずはパソコンで調べ物。スリランカではこのあとに訪れる予定のインドビザを申請しなければならないのだ。
当時はインドビザを空港のアライバルで取得できるのかできないのかみたいな微妙な状況だったこともあり、スリランカ滞在中にあらかじめ申請しておくことにしていた。受け取りまでは1週間くらいかかるみたいだけどちょうどスリランカ旅の日程も1週間くらいだし効率的なんじゃない?という感じだ。
ビザ申請は結構めんどいことも多いけどワーホリ前のバックパッカー旅でも何回かやってるしまあ慣れたもんである。とはいえある程度は調べておかないと不安なので宿で最終チェックをしてからオーナーに大使館へのバスの乗り方などを聞いていざ出発。
してみたものの全然バスがわからん…まあいいかと走っている乗合バスに適当に乗り込みオフラインで使えるマップアプリを頼りに適宜位置を確認しながら近くまで来たところで降りてあとは歩きました。このときは運よく一発である程度近くまで行けたのでラッキーだった。
大使館はそこまで混んでなくてビザ申請も順調に完了。「1週間後に受け取りに来てね」とのことでとりあえずひと仕事終えてひと安心だ。これでスリランカ旅に集中できるぞ。再び中心街へもどろうと適当に乗合バスを拾うけど帰りはうまいこといってくれずに2回くらい無駄に乗り換えながらなんとか戻ってこれた。
ビザ申請完了後はコロンボ中心街を軽く散策
小腹も空いてきたのでローカルな食堂に入ってカレーを注文。個人的にスリランカといえばカレーなので一食目はカレーを食べると決めていた。でもこのカレーなんかめっちゃ辛かった笑

とはいえ(多分)本場のスリランカカレーを味わえて満足。腹も満たされたところで夕方からは街中の様子を撮りに行った。
コロンボの中央駅的なフォート駅。

雰囲気あってよいね。

スリランカもトゥクトゥクが多い。この日は雨あがりで水たまりがそこらにあって画になる。

駅前のマーケットの様子がかなり好みだった。


ローカル感あふれる場所はやはりよいですね。

雨上がりの町と夕焼けの様子。


そんなこんなでたくさん写真も撮れたところで宿に戻り就寝。明日はシギリヤロックを見に行くぞ。
2019年12月11日(水)
コロンボからダンブッラへ移動
朝からバスに乗り込み、まずは3~4時間ほどかけてダンブッラというシギリヤロック近くの町へ向かう。
昨日のうちにダンブッラの宿を予約しておいたので、到着後はそのままスムーズにチェックイン。ここではウェルカムドリンクを出してもらってうれしかったのを覚えている。
シギリアロックを観光
荷物を置いて一息ついたところでシギリヤロックへ出発。ダンブッラのバスターミナルから再びバスに揺られて30分ほどでさらっと到着しました。バスを降りたら巨大な岩が近くに見えてテンション上がった。
シギリヤロックはスリランカ中央部のジャングルにそびえ立つ高さ約195mの巨大な一枚岩だ。5世紀後半にカッサパ1世という王様によって築かれたもので、彼は父を殺害して王位を奪ったことから「狂気の王」とも呼ばれている。岩の上に宮殿を建てたのは罪の意識から逃れるためとも、異母弟の襲撃を恐れたからともいわれている。
7年の歳月をかけて建てられた王宮は、完成からたったの11年後に異母弟の反攻にあいカッサパ1世は自害することとなる。その後シギリアは宮殿としての役割を終え、仏教僧院として利用されるようになったとのこと。ちなみにスリランカの公用語のひとつであるシンハラ語でライオンを「シンハ」、喉を「ギリヤ」といい、これがシギリヤの語源ともいわれている。
入場料を払いいざ観光開始。ここは有名観光地だけあってたくさんの人で賑わっていました。

岩のスケールがでかい。

こんな感じで登っていきます。

シギリヤロックにはかつて巨大なライオンの彫刻があったらしく、現在も左右の前足部分が残っています。昔はスフィンクスみたいな感じだったんですかね。ロマンがあります。

岩の上はこんな感じ。この日は雲は多かったけど天気も良くて青空がきれいでした。

個人的には「天空の城」で有名な竹田城に雰囲気が似てるなと思った笑

上からは湖や山なんかも見渡せて気持ちよかったです。

シギリヤロックの上にある貯水池はかつて王が使用していた沐浴場らしい。今も水が溜まっていてみんなが水辺を歩いていました。

ゆっくりと頂上を散策してから下に降りていきます。
シギリヤロックを外から眺めるためピドゥランガラロックへ
シギリヤロックはすばらしかったが、当たり前だけど登ってしまうとその全体像が見れない。ということで、夕日を狙いがてら展望ポイントとして有名なピドゥランガラロックという場所へ向かう。ここへは適当にトゥクトゥク拾って行ったような気がします。いやバスだったかも…
ピドゥランガラロックは先ほど紹介したカッサパ1世がシギリアロックに宮殿を築く際に、もともと住んでいた僧侶たちを移したと伝えられる場所だ(宮殿建造前のシギリアロックは僧侶たちの修業の場だったみたい)。カッサパ1世がこの地に新たな僧院を建立して僧侶たちを保護したことで、ピドゥランガラロックは仏教寺院として発展したとのこと。
そういった背景からここはお寺になっているため、拝観料が必要となる。とはいえシギリヤロックとは違ってかなりローカル感強くてめちゃめちゃ安かったと思います。人もそこまで多くなく落ち着いた雰囲気でしたね。
入場後は石でできた階段をひたすらに登り、40分ほどで岩の上に到着した。正面に雄大なシギリヤロックがバッチリと見えてよい眺めでした。

日が暮れるにつれて雲がどんどんと厚くなってしまったので最高の夕焼けという感じではなかったけれど、すばらしい光景がみれて大変満足。
しかしあんまり最後まで日暮れを見ていると帰り道が心配だったため、明るいうちに山を下ります。その後はダンブッラまで戻らないとなのだけどなかなかよいバスが見つからず…しょうがなくタクシーを使って帰った気がします。
無事に帰ってきたあとは近くの飯屋で適当に夕飯を食べる。当時の写真が残っていたけどこれなんだろう…多分カレーの一種ですね。

2019年12月12日(木)
ランギリ・ダンブッラの石窟寺院を見学
本日は午前中にダンブッラを観光する。ここは石窟寺院が有名とのことなのでそこはぜひ見ておかねば。
宿がモーニング付きだったのでありがたくいただいていざ出発。

街の様子はこんなでした。

寺院の周辺には猿がいっぱいいた。毛づくろいしあっていてかわいい。

寺院に着くと巨大な黄金像がお出迎え。

ダンブッラ石窟寺院として知られる「ランギリ・ダンブッラの石窟寺院」は、スリランカ国内でもっとも保存状態が良いといわれている石窟寺院です。修業の場として開窟が始まったのは紀元前3世紀頃とされ、以降代々のシンハラ王朝が修復・増築を進めて発展してきたらしい。5つの石窟からなる寺院は国内最大級の規模とのことで、1991年にはユネスコの世界遺産にも登録されています。
この石窟寺院は内部の天上や壁、仏像などがかなり見応えあってとてもおもしろかった。個人的にはめっちゃおすすめの観光スポットです。
外観はこんな感じ。

中に入ると天上までびっちりと壁画が描かれている。


「ダンブッラ」という言葉は「水の湧き出る岩」を意味しているとのことで、石窟内で天井から絶え間なく滴り落ちてくる水滴が地名の由来になっているらしい。この水は聖なる水として儀式などに使われているのだとか。


美しく貴重なものを見れてとてもよい経験ができました。
一通り見学したところで本日はキャンディに移動しなければならない。宿に戻り荷物をピックアップしてからバスターミナルへ向かう。バスに乗り込み無事にキャンディに到着したあとは予約していた宿にチェックイン。ここでは2泊するので明日は1日キャンディ観光だ。
2019年12月13日(金)
古都キャンディで仏歯寺を見学
本日のメインはキャンディ観光。
スリランカ中央部に位置するキャンディは、シンハラ王朝最後の都として栄えた古都。街全体が世界遺産に登録されており、中心にはブッダの犬歯を祀る仏歯寺がある。
この仏歯は4世紀にインドから渡ってきたもので、聖なる遺物として代々王家に受け継がれていったらしい。時代の流れとともに各地へ移動を繰り返してきたが、最後にこのキャンディの地に建つ仏歯寺に落ち着いたとのこと。1815年にスリランカがイギリスの植民地となったことで王朝は滅んでしまったが、王権の象徴だった仏歯は守られ続け、仏歯寺のあるキャンディは今でも聖地としてスリランカの人々の心の拠り所になっているそうだ。
ということでまずはこの仏歯寺を観光する。

キャンディの街は都会感が強かったけど、仏歯寺の周辺は仏教信仰の中心地であることを感じさせる雰囲気が漂っていた。ちなみに仏歯寺は正式には「ダラダー・マーリガーワ寺院」という名前らしいです。
多くの人が線香や献灯を捧げていた。


仏歯寺では1日に3回プージャと呼ばれる礼拝が行われており、仏歯が納められた黄金の容器が安置されている内陣が開かれる。このタイミングでは太鼓や法螺貝による演奏が行われ、参拝者たちは厳かにこの儀式を見守る。

自分もタイミングよくこのプージャを拝むことができたが、多くの人々が手を合わせながらじっと祈りを捧げている姿が印象的だった。

仏歯寺の内部には無数の花がお供えされており、人々の信仰を強く感じました。

キャンディ市街地を散策
非常にありがたいものを拝めて心が洗われたところで、今度は町中の様子を見に行きます。キャンディはヨーロッパ植民地時代の影響か全体的に西洋風の建物が多く、おしゃれな街並みでした。

カラフルなトゥクトゥクがたくさん走っている様子が雰囲気ありますね。

街の中心にはキャンディ湖と呼ばれる大きな湖があり、湖畔で人々が穏やかに過ごしています。

そのままローカルな風景を感じに市場へ向かってみる。

果物や野菜が並ぶ市場の様子はかなり好みでした。

結構な暑さだったけど肉腐らないのかな…あったかい地域のこの感じにいつも疑問を抱いている。多分回転率が早いんですかね。

ピンナワラ象の孤児院に向かう
中心部の観光を終えたところで、お次はスリランカでぜひとも訪れたいと思っていた「象の孤児院」なる施設へ向かいます。ここはキャンディから少し離れているのでバスで出発。ちゃんと着けるか心配だったけどなんとか無事に到着しました。
象の孤児院は1975年に設立された施設で、野生で負傷したり親を失ったりしたアジアゾウを保護する目的で作られた場所です。現在は保護だけでなく、研究施設や教育施設としての役割も担っているとのこと。
この施設では1日に数回、施設の象たちが道路を渡って近くの川へ移動し、水浴びをする様子が見学できる。このとき何十頭もの象たちが一斉に移動する迫力ある光景をぜひ見たかったのだ。

川に着くとたくさんの象たちはリラックスモードに入っていた。

じゃれ合っておりました。

職員さんが象たちに水を浴びせている様子が微笑ましかったです。

午前中にゆっくりと仏歯寺を見学していたためここへは到着が遅めになってしまったけど、川遊びの時間に間に合ってよかった…
施設を見学したあとはあまりにも腹が減っていたので孤児院近くの適当なローカル店へ。なんかよくわからん麺みたいなのを食べたけどおいしかったです。

この店のおばちゃんは陽気な人でたいして言葉も通じなかったけど一緒に写真取ったりした笑
無事見学を終えたところで再びバスを探してキャンディまで戻ります。帰りのバスでは現地人が話しかけてきて雑談しながら帰った記憶がある。スリランカの人たちは人懐っこい人が多かったな。
2019年12月14日(土)
スリランカのカリン塔「アンブルワワ・タワー」へ
無事にキャンディ観光も終えたところで今日はアダムスピーク登山の拠点の村・ナラタニヤへ移動する日だ。
アダムスピークはスリランカ中央部にある標高2,238mの山で、仏教・ヒンドゥー教・イスラム教・キリスト教の4大宗教にとって共通の聖地となっている。ここはスリランカに来る前に周っていたマレーシアで会った友人がおすすめしてくれた場所で、おもしろそうだったので訪れてみることにした。
ということでキャンディからナラタニヤへ移動する予定だったのだけど、昨日の夜に本日の旅程をチェックしているときに1ヶ所プランに入れるのを忘れていた場所に気づいてしまった。その場所は「アンブルワワ・タワー」というところで、まるで漫画ドラゴンボールに出てくるカリン塔のようだと当時SNSで話題になっていた場所だ。これはぜひ行かねばならない…
キャンディから適当にトゥクトゥクを拾っていざタワーへと向かう。無事に到着し、入場料を払って中に入ります。アンブルワワ・タワーの外観はこんな感じ。カリン塔っぽいといわれているのは上の一部分ですね。

切り取るとよりそれらしいかも。

この建物は一般的には「アンブルワワ寺院」と呼ばれる、多宗教センターの一種みたいです。山の中の標高約1,000m地点にあり、同じ敷地内に寺院・モスク・教会などが混在して建てられています。このタワー部分はストゥーパ(仏塔)を象徴したものらしい。
まずは下の太いところの螺旋階段を上がっていきます。内部の様子はこんな感じ。

塔を上がっていくと展望台に出る。結構な高地にあるので、塔の細い部分に入る前からなかなかの絶景だ。

その後にほっそい塔部分を登る。すれ違いも大変なくらい細いしちょっとその気になれば落ちれるしでなかなかにスリルがありました。今のところアンブルワワタワーで死亡事故が起きた記録はなさそうですが、海外の掲示板redditなんかだとそのうち死者が出そうと心配している声もあるようです。

SNSで見たのはここから自撮り棒を外に伸ばして動画を撮る様子だったので自分もオーストラリアで買った中華製のGoProもどきでいざ撮影しようと思ったら…
バッテリーの調子が悪く動きませんでした。残念すぎる…まあいいかカメラで写真は撮れたし…もともと動画そんなに撮る人じゃないし…でもここで良い動画が撮れなかったのはなかなかの痛手だった。
臨場感が感じられるかわからないけど写真で少しでも雰囲気が伝われば幸いです。

一番上まで登りきったところで満足したので入口まで戻り、今度はナラタニヤまで移動。
予約していた宿にチェックインして一息つきます。この宿は食事も取れるタイプだったのでカレーみたいなのを注文した。いつもカレー食ってる。このときの食卓は皿いっぱいで豪華でしたね。そしてセイロンティーもサービスしてくれてラッキー。スリランカでは一回くらい飲んでみたかったからな。


明日は深夜から登山なのでお茶を飲んで早めに就寝…
2019年12月15日(日)
深夜からアダムスピーク登山へ
本日はアダムスピークでご来光を狙う登山日だ。
日の出を見たいので深夜の2時くらいに起きて準備をする。宿には前日に登山のことを伝えて簡単な食事をオーダーしていたので、テーブルの上にはお弁当を準備してくれていた。
アダムスピーク登山は特別な技術がいるわけではないが、道中は5,000段以上の石段が続き、高低差は約1,000mというそこそこハードな道のりである。真っ暗のなか出発して、安物のヘッドライトの光を頼りに進んでいく。

ひたすらに階段が続くのでなかなかにハードだ…でも周りには人がいっぱいいて活気のある中の登山だったので心細さはなかった。途中でちまちまと休憩をとりながら宿で準備してもらったご飯なんかを頬張る。

そこら中に飲食店なんかも開いていてお茶を飲んだり。雰囲気的には富士登山に似ているかもしれない。

アジア人が珍しいのか道中では結構話しかけられることが多く、ここでは来月から日本に実習に行くという若者や日本で何年か暮らしていたという兄ちゃんなんかと雑談できた。
そんなこんなでそれほど退屈もせずに3~4時間ほど登り続けてついに頂上へたどり着いた…!
とはいえまだ辺りは真っ暗。周囲にはめっちゃ人がいてカメラを構えられるよい場所を見つけるのが大変だった。適当に座れそうな場所を見つけ寒さに耐えながら日の出を待つ…

空が明るんでくると今まではまったくわからなかった周りの様子が少しずつ見えてくる。

そしてついに日の出を迎える…一体感が良いね。

雲は多いけど日の光がきれいだ。

いやあありがたいですねえ。

自分は山登りがめっちゃ好きってわけでもないけどなんやかんやいい写真を撮りたいとなると登る必要性が出てきてしまいいろんなところに行っている気がする。でも登山って登ったあとには良い景色がほぼ確定で待っているというのがいいですよね。頑張っても結果が出ないことの多い世の中で頑張れば結果が出るとわかっているのは救いのある話だ。

とても神秘的な風景が拝めて癒されました。辺りが完全に明るくなってきたので下り始める。

来るときは景色が全然わからなかったので、帰りは違うところを歩いているみたいで楽しく下れた。

登山道の横には蜘蛛の糸みたいな白い糸が張られている。これは初登頂の巡礼者が、登山の安全と無事を祈願して手すりや階段脇の棒に巻き付けるものらしい。

そんなこんなで青空のもと気持ちよく下山し麓まで降りてきました。下から1枚。あそこまで登ってきたのだなあ。

ちなみにアダムスピークで有名なのは山頂近くにある聖なる足跡の岩みたいです。事前情報知らなすぎて完全にスルーしているけどまあいいや笑
帰りがてら飯も食べる。

その後は宿に戻り一息つく。荷物をまとめたら今日は初日に滞在したコロンボまで戻らなければならない。
憧れのスリランカ列車移動に挑戦
基本的にバスのほうが安いし楽なのでずっとバス移動をしてきたが、スリランカは電車旅も有名なので一回くらいは乗ってみたかった…ということでまずはハットンという駅までバスで移動し、その後ハットン駅で切符を買って電車でコロンボへ向かうことにした。
ハットン駅の様子はこんな感じ。ローカル感がよいですね。

チケットはなんとかゲットできたのだが予約とかまったくしてなかったせいか電車がめっちゃ混んでて座るのも一苦労だった…
ここからコロンボまでは5~6時間近くの大移動。しかし最初の2時間くらいは座る場所もなく立ちっぱでめっちゃキツかった…途中からはなんとか乗り口近くに座ることができ、やっと一息つけて道中の美しい景色を全開の扉から眺められました。しかし今見返してみてもなぜか写真が残ってない…多分あまりにも疲れていた+混んでいたでバックパックからカメラを出すのがめんどくなっていたのかもしれない。
スリランカといえば茶畑のなかを走る列車から体を乗り出して撮影する写真が有名ですが、一人旅なのでそんなことをする余裕もなく…というかあれめっちゃ危ないのでそもそもそんなにやりたくないですけど…
でもやってる人がいたら見たいなとは思っていた。でもこのときは列車が混んででやっている人を探す余裕もなかったです。
とまあそんなこんなで苦労しながらなんとかコロンボまで戻ってきた。すでに夜になっていて早く宿へ向かって休みたい。初日に泊まった宿にこの日に帰ってくることを伝えておいたので安心していたのですが、いざ着いてみると「そんな話は聞いていない。あなたの部屋はないよ。」といわれてしまった。
つらすぎ~~~。深夜からの登山と混み混みの列車移動であまりに疲れていたので共有部でもいいから寝かせてくれないか、粘ってみたけどだめだった。ということで慌てて近くの宿を探しなんとかチェックイン。ここは割高ではあったけどきれいでかなり快適だったので結果オーライだったかもしれない。宿の近くにバーガーキングがあったので今日の夕食はこちらで。疲れた体にジャンク飯が染みるぜ…
2019年12月16日(月)
申請していたインドビザを受け取りに
快適な宿でぐっすりと眠って体力も回復。今日はコロンボで1週間ほど前に申請していたインドビザを受け取りに行く日だ。
大使館には一度訪れているので今回はバスに乗るのもそんなに苦労しなかった。無事にビザを受け取り一安心。これでスリランカでのミッションはほぼ終えたようなもんだな。
その後は宿に戻って荷物を拾ったあとにゴールという町へ向かう。ゴールは旧市街と要塞が残る歴史地区で、世界遺産にも登録されている美しい場所らしい。世界遺産巡りが好きなのでこれはぜひとも訪れておきたい。
ゴールはコロンボからそこまで離れていないため、バスターミナルからバスに乗り込み1時間半程度であっさり到着した。予約していた宿にチェックインして荷物を置いてからまずは昼飯を食べに行く。
調べてみたらゴールには「TOKYO ICE」という日本食レストランがあるようだったので足を運んでみる。とんかつをオーダーして久しぶりの日本食に癒される…数日の海外旅行なら現地飯は楽しいんだけどやはり長期の海外旅では日本食が恋しくなるのだ。

スリランカの珍しい伝統釣法・ストルトフィッシングが見たい
おいしい日本食に満たされたところで再びバスに乗り、まずはウェリガマという海沿いの小さな町へ。この辺りでは海から突き出た木の足場に乗って釣りをする伝統釣法・ストルトフィッシングが見られるらしいのだ。ゴールの市街地散策は明日に回し、夕焼けを狙いがてらまずはこちらを探しに行ってみる。
ウェリガマへは海沿いを走っているローカルバスに適当に乗り込んだら30~40分ほどで到着した。海では多くの人達が海水浴をしていてサーフィンなどで盛り上がっていました。

漁村感がよいですね。

そのままぷらぷらと海岸沿いを歩いていると目的の釣り用の足場を発見!しかし周りで釣りをしている人はいても足場に乗って釣りをしている人がいないな…

別の場所なのかな?ともう少し歩いてみることに。海沿いは夕焼けがいい感じですね。

道中ではトカゲに出会ったり。

そんなこんなで歩いていくとそれっぽいビーチを発見した。そしてここではちゃんと足場にのって釣りをしている人がいる!これが見たかったのだと近づいてみるとビーチで兄ちゃんに止められて「撮影したいならお金を払え」と請求されてしまった。
なるほどこのパターンですか…あらためて調べてみると現在ではこの方式の釣りはほぼ廃れているみたいで、観光用の見せ物になっているらしい。なんかテンション下がったのでじゃあいいやとその場を去ってしまいました。今思えばお金を払ってでも撮るべきだったのかもしれないけど、このときはなんかそんな気分じゃなかったので…まあ足場だけでも見れたりはしたのでこれはこれで満足です。

その後は再びローカルバスに乗りゴールまで戻ります。適当に夕飯を食べて宿でまったり。いよいよスリランカ旅も終わりが近づいてきた…
2019年12月17日(火)
ゴールの旧市街と要塞を散策
本日はゴールの旧市街と要塞を探索する日。天気もバッチリで観光日和です。
ゴールは、中東と中国を結ぶ海のシルクロードの中継地として古代から栄えた港町。16世紀にはポルトガル人が進出して要塞を築き、その後17世紀半ばにポルトガルとの覇権争いに勝利したオランダが支配するようになった。さらに、ヨーロッパで起きたナポレオン戦争の影響を受け、18世紀末から19世紀初頭にかけてはイギリスの支配下になるなど、複雑な歴史を歩んできた場所でもある。

この日は海が穏やかで良い感じだった。若者たちが遊んでいました。

海沿いにある灯台がおしゃれ。

街中では工事をしている人なども。こういった日常を感じる風景好き。

町の様子もおしゃれです。

魚の市場?みたいなのもいい雰囲気だった。

もっとゆっくりしたいところだが今日の夜にはフライトなので、観光もそこそこに再びコロンボまで戻る。
コロンボに着いたあとはこのとき完成したばかり(2019年11月オープンなので1ヶ月前とか)のショッピングモールへ寄ってみる。入口のセキュリティがめっちゃ厳しくて海外を感じました。
ここにはラーメン屋が入っているということで、スリランカラストナイトの今日は奮発してラーメンを食べる。てか今見返して気づいたんだがこのラーメン屋「まこと屋」だったのか…

関東にはまこと屋全然ないから知らんラーメン屋だと思っていたけど滋賀に来た今ならわかる…超メジャーなチェーン店じゃないか笑
お値段は高かったけどこのときのラーメンにはめっちゃ日本を感じられてとても癒されたことを覚えています。

ショッピングモールではエスカレーターに乗り慣れていない現地の人なんかも結構見かけた。アフリカとかでもいたけど乗るタイミングがわからないみたいで立ち止まってしまう様子を見ると個人的には新鮮な気持ちになる。
説明が難しいのですが自分のとっての当たり前が当たり前じゃないことを認識できるというか。いかに自分たちが発展している世界を当たり前に受け入れているのかを再認識させられるというか。こういった気持ちになれることに海外旅行は意味があるのかなと思ったりもします。
その後はモールを軽く一回り見学して空港へ向かいます。空港にはかなり早めに着くように街中を出たけれど道路がめっちゃ混んでたので時間に余裕を持った行動をしておいて本当に良かった。予想よりも2時間くらい遅れたぞ…
そんなこんなで無事に飛行機に乗り込みスリランカ後は数日だけタイに滞在。スター・ウォーズEP9を観に映画館に行ったりタイ在住の友人と一緒にローカル飲みをしたりと楽しい時間を過ごしてからネパールへ。このときタイのみなさんと飲んだビールはうまかった…

タイのあとはネパールエベレストトレッキング編の↓に続きます。よかったらこちらもぜひ読んでみてください~
ということでスリランカ旅行記でした。写真と当時のメモのおかげで結構思い出せたな。写真展をやったおかげで過去を見直すよい機会になったのでやはり何かしら発信するというのは自分を奮い立たせるうえで大事なんだと再確認しました。
これを機にインドネシア編やらマレーシア編やらも書けたらいいなと思います。いつかは…本当に書くのか…?
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
2026年7月 Tomoyoshi Fukatsu
【宣伝】写真集・作品販売中です
写真集は2022年8月に開催した写真展「-Pray-」の展示をまとめたものと、2026年6月に開催した「-Pray- chapter2」をまとめたものの2種類があります。電子書籍版には各地域や撮影時の背景について説明したキャプションを収録しています。
Kindle電子書籍「-Pray-」:1,000円
販売ページはこちらのリンクから。Kindle Unlimited会員の方は無料で閲覧できます。
Kindle電子書籍「-Pray- chapter2」:1,000円
販売ページはこちらのリンクから。Kindle Unlimited会員の方は無料で閲覧できます。
紙媒体:2,000円(送料別)
紙媒体はオンラインショップにて注文受付中。A5スクエアサイズ・144ページで、こちらにはキャプションが付きません。
オンラインショップでは作品も販売しているので、あわせてチェックしていただけるとうれしいです。


