アイルランド酒巡り

2017年4月29日 イギリス・ロンドンより
ウイスキーが好きである。
特にスコッチが。ということで旅に出る前からスコットランドにウイスキーを飲みに行くことは確定事項だった。
エディンバラにはウイスキー博物館があるということでここには絶対に行かなければならぬ。
ところでアイルランドもウイスキーが有名だがなんか施設あるのかな。
ググってみよう。
…なんと首都のダブリンにウイスキーミュージアムがあるではないか!
ロンドンの後はそのままスコットランドへ向かう予定だったがアイルランド挟んじゃうか。
ということで二日ほど前に急遽アイルランド行きを決めて航空券を購入。ウイスキーを飲むためだけにアイルランドへ向かう。こういう旅もよいだろう。
ロンドンを出発したバスは夜中にイングランドの西端 Holyhead の港に到着。
イギリスとアイルランドの関係は少々ややこしい。北アイルランドはイギリスに含まれるがアイルランドは別の国である。なのでここではパスポートのチェックがあった。
といっても出国スタンプはなく簡単な質問だけだったが。
日本ではイギリスイギリス言っているが正式名称はグレートブリテン及び北アイルランド連合王国である。
グレートブリテンというのは島の名前でありここにイングランド、ウェールズ、スコットランドが含まれる。そこにアイルランド島の北東部を合わせて連合王国となっている。
これら四つの地域では通貨がポンドであるがアイルランドは通貨がユーロ。これまたわかりづらい。まあ色々あるんでしょうね。
バスから降りてフェリーに乗り込む。深夜ということもあり各々の乗客がソファーで好き勝手に寝っ転がっていた。
アイルランドの港までは3時間ほど。自分も窮屈なバスに疲れていたのですぐに眠りについた。
寝たのか寝てないのかわからんくらいぼんやりしているとフェリーの乗務員に起こされる。どうやら到着したようだ。しかし全然疲れがとれんな…
船を降りて港のターミナルへ。ここでスタンプをもらう。なんかでかいスタンプだった。
すぐにバスがやってきて乗客たちは早朝に街へ移動していった。
バスとフェリーで全然疲れも取れていないのでとりあえずフェリーのターミナルで仮眠をとる。
そして昼前に中心街へ向かう。徒歩で。5㎞くらいとそんな遠くないしね。
突然決めたアイルランド旅だが実は以前から行きたいと思っていたところは他にもあった。「スケリッグマイケル」である。アイルランドの西端に位置する小島だ。
スターウォーズエピソード7のラストシーンでレイとルークが出会うあの島こそまさにスケリッグマイケルがロケ地なのである。スターウォーズ好きとしては是非とも訪れたい。まあぶっちゃけ8から完全に冷めてしまった感はあるけど…
行きてぇ…
超行きてぇ…
こんな近くまで来ているのに…
ここはなかなかにアクセスが悪い上に波の状況によっては船が欠航になることも多いらしい。そして安宿がないんだよね…
もう少しお金に余裕があれば多めに時間を割いて行きたいところなのだが今回は諦めることにした。いつの日かいけたらよいなと思う。
そんなこんなで中心街にあるウイスキー博物館に到着した。


受付でガイドツアーを申し込む。
シルバーツアーは15ユーロで3種類のテイスティング、ゴールドツアーは20ユーロで4種類のテイスティングにお土産のグラスももらえるとのこと。
もちろんゴールドツアーに申し込む。
なかなか盛況しており15名ほどでツアー開始。
ガイドは明るく話し上手な兄ちゃんだ。
うん。
早すぎて何言っているか全然わからん。
ウイスキーの作り方の説明くらいはなんとなくわかったがそれはもとから知っているからだろう。細かい話なんかは全然分からなかった。


アメリカはテネシー州の代表ウイスキーであるジャックダニエルを引き合いに出したジョークを飛ばすとウイスキー好きなほかのツアー客からは笑い声が響くのだが自分は取り残されていた…

まあしょうがない。英語勉強しないとダメだねえ。
別に飲みに来ただけだからいいけど。負け惜しみです。
理解はできなかったがなかなかボリュームのある内容で博物館内を周りながら一時間近く色々と説明してくれていた。
そしてお待ちかねのテイスティングタイム。

カウンターに4種類のアイリッシュウイスキーが並べられる。

ひとつずつ説明を受けながら飲んでいく。

うまい。
いや。
うまい。
現地で飲んでいるという状況が余計にうまく感じさせる。酒なんて雰囲気だからな。
今回飲ませて頂いたのはこちらの4種類。

・グレンダロウ シングルグレーン ダブルバレル
・ナッポーグ キャッスル 12年
・パワーズ ゴールドラベル
・タラモアデュー12年
ウイスキーは好きだがそこまで詳しいわけでもない。特にアイリッシュはあんま知らない。知ってるのはタラモアデューくらいだ。てか日本の酒屋あんまアイリッシュ置いてなくない?
調べたところ左から6000円、5000円、2500円、3000円くらいだった(2017年当時)。なかなかいいやつを飲ませてくれるじゃないか…
アイリッシュウイスキーは癖がなく飲みやすいと個人的には思う。この中ではグレンダロウが美味しかったな。
ナッポーグはそんな好みでもなかったかな?パワーズは安いらしいが好きな味。タラモアは何回か飲んだことあるけど安定のお味。
ウイスキーは好みが分かれるからねえ。自分が旨いと思えれば何でもいいのさ。僕はこの雰囲気の中現地でアイリッシュを飲めただけで満足。
ガイドの兄ちゃんに礼をいってお土産のグラスを受け取りほろ酔い気分で博物館をあとにする。久々のウイスキーだったからマジうまかった。まだ旅は続くしこのグラスは割らないようにしないと。
さてさてこのあとどうしようか。
四杯も飲んで酔っぱらっているし疲れている。しかしダブリンで行こうと思っていた場所はもうひとつある。
スタウトビールで有名なギネスの工場だ。ギネスはアイルランドが発祥。
また酒かよ、という声は無しでお願いします。
とはいえすぐに向かうのは流石にあれなので少し歩きながら街中を観光する。
城が有名らしいが入場料高いので外観だけ。

町を歩いて

公園で休む。
かわいい。

花がきれい。

馬もおりました。

グラフィティ。

ブラブラと町を彷徨いつつ目的の工場へ到着した。
とても大きなレンガ造りの建物で迫力がありました。


入口に向かう。

長蛇の列が。
おいおいなんだこれは…
あとから知ったことだがネットで予約してから行けば大して並ばずに済むらしいが当日券は混むとのこと。
正直面倒くさくなったから明日また来ればいいかな、とも迷った。でも今日はまだ時間もあったし並ぶことにした。
いやあ暇だ。こういう時一人はほんと暇。
一時間ほど並んでやっと入場できた。入場料は20ユーロとなかなかのお値段。まあここも酒が飲めるからね。
なかはテーマパークのようになっておりギネスに関する展示がたくさん。
お土産ショップもでかくて見ごたえがあったよ。
フロアが5つくらいに分かれていて展示を見ながらどんどん上に登っていく。


そしてお待ちかねの試飲コーナーへ。
7種類のビールから3つ選んで試飲することができる。

自分は1と4と7を選択。全部真っ黒だ。

黒ビールは好きなのでどれもおいしかった。特に1番はよかったな。泡がクリーミー。
とはいえつまみもなく3杯も飲むのはなかなかきつかったが…ぶっちゃけビールそこまで得意じゃないし。炭酸が腹にたまる感じがどうもダメで。
試飲できる場所はさながらクラブの様で爆音のミュージックにミラーボールが回っていた。

非パリピで一人の自分には少し居心地が悪かったな…
再び酒をいれて気分も良くなったところで展示の続きを見に行く。
ギネスの缶に描かれているハープみたいなんがあった。

謎の魚。こいつ動いてます。自転車こぐ動作がキモすぎてかわいかった。

一番上のフロアは展望台兼バーなっているとのことだったので見に行ったが人が多すぎた…


そっこーで降りてきました。
一通り見学を終えたところで外へ出る。
昨日も眠れてないしもう疲れた。しかしたくさんの酒を飲めて大変満足な1日だった。
このあとお酒巡りはさらにスコットランド編へと続きます。
スコットランドでウイスキー
2021年1月13日 tomoyoshi fukatsu


