モン・サン・ミッシェルとパリ観光

2017年5月5日 フランス・パリより
今日はパリから一日がかりでモン・サン・ミッシェルへと向かう。
早朝のバスに乗るために5時くらいに起床。
スーパーで買っておいた朝飯を頬張りバスターミナルへ。
パリのバスターミナルは青空ターミナルでなんか意外だった。都会なのに電光掲示板もないし本当にここで合っているのかすごい不安だった。バスも遅れてくるし。
でもまあ何とか無事乗り込んで出発。
パリからモンサンミッシェルまでは片道4時間以上となかなかの距離だ。
本当は一泊して夜景なんかも撮りたかったのだが節約のために日帰りで行くことにした。
パリを出た時には曇りだったので天気が心配だったが着いた時には晴れていた。写真撮るのに天気ホント大事だからな…
バスターミナルを降りると遠くに現れる。

駐車場からは無料のシャトルバスや有料の馬車なんかも出ていたがゆっくりと景色を眺めたいので2㎞程の道を歩いていく。


潮がひいていますな。このあたりはフランスで一番干潮時と満潮時の差が激しいらしい。

とりあえず城壁の外側から歩いてみよう。
しかし地面がぐっちゃぐちゃ。靴を脱いでいる人も多かった。

でかいなあ。

遠くに島が見える。

苔だらけの岩。

いけめそ。

ぐるっと一周したところで正門から中に入る。

入ってすぐのところに有名なオムレツ屋さんがあった。食べようと思ったが貧乏バックパッカーにはきついお値段なので諦めた。

日本語が多い。

迷路のように入り組んだ城壁を登っていく。

望遠鏡がおしゃれだ…


ここからは入場料が10ユーロかかる。憧れのモン・サン・ミッシェルだし入らないわけにはいかんだろう。
いかにして建てられたかのわかりやすい模型が。こんな感じだったのか。




頂上には教会。


内部は広く見応えがあった。


おもったよか工事中の場所が多くてちょいと残念だったな。
ゆっくりしたかったのだがこの日は修学旅行かなんかの学生がめっちゃいっぱいいて全然落ち着かなかった…さらっと見学して終わりにしてしまいました。
個人的にはモンサンミッシェルといえば鬼武者3を思い出すぜ…
モンサンミッシェルは修道院であり要塞であり監獄。時代とともにいろいろな役割を果たしてきた場所だそうです。
ファンタジーの世界観をそのまま持ってきたような感じでとても面白かった。ロード・オブ・ザ・リングのミナスティリスっぽさもあって良きでした。あとは塔の上のラプンツェルのモデルにもなっているとか。
帰りのバスまで時間もあったので土産屋なんかを覗く。剣がたくさんある。欲しい…

夕方のバスに乗り22時過ぎに帰宅。1日で周るのはけっこう疲れたな…でも行けて本当によかった。
宿に帰ったら昨日まで4人くらいいたゲストが誰一人いなくなっていた。寂しい。でも快適。
静かに眠りにつく。
5月6日
昨日の疲れもあったのでゆっくりと目を覚ます。
今日はパリ市内を観光する予定。しかし外を見ると雨。テンション下がる…
宿でゴロゴロとしていたかったが明日には移動しないとなので気合を入れて外に出る。
まずはノートルダム大聖堂。ディズニー映画で有名ですね。実は観てないけど。(2021年現在は焼けてしまったか…)

中も入りたかったが雨の中長蛇の列が出来ていたので諦めた。

そのままセーヌ川を渡る。

この辺も晴れてればすごい綺麗だろうなあ。
少々距離はあったが歩いてルーヴル美術館へ向かう。歩きながら色々観るのが好きなのだ。
とはいえパリはでかい。徒歩でまわるのはなかなか大変。晴れてればまだいいのだけど。

歩き続けたらでかい建物が見えてきた。

そして有名なピラミッドが現れた!

しかしここでも長蛇の列…
雨の中並びたくねー…でも今日しかないしなあ。仕方がない…並ぼう。

並んでいると黒人の兄ちゃんたちが傘やら土産やらいらん物を売りつけてくる。
売りつけてくるやつらは本当にみんな黒人だった。なんかコミュニティでもあるのかもしれんな。フランスは結構黒人率高い国だし。
1時間くらい並んでやっと入れた。たちっぱは歩きより辛いぜ…
ルーヴルの入場料は15ユーロ。音声ガイドが5ユーロだったかな?借りてないけど。
中はめっちゃ広い。フロアが四つくらいに分かれているから全部まわるのは大変だ。


彫刻コーナーには「ミロのヴィーナス」

思ったより小顔でスタイルがよくて本当に美しかった。手がないからこそ完成されているなんていいますよね。
あまり見る機会のない後姿。

そしてずっと憧れていたモナリザの間へ!

大人気すぎる。彼女に近づけない…

列の後ろに並んでぎゅうぎゅう押されながらやっと目の前に来れた。なんて美しさだ…

自分は美術に詳しいわけでもないがモナリザにはずっと憧れていた。何故だかはわからない。
ぬ~べ~の人喰いモナリザがトラウマになっているだけかもしれんが…
ルーヴルは美術品だけでなく空間も美しい。

いろんなフロアを適当にブラブラ歩きまわる。

館内でよく3DS見かけるなと思ったらここのオーディオガイドだった。びっくり。

中にも逆さピラミッドがあります。

外に出ると雨があがっていた。天気は相変わらずだけど傘をささなくていいのはありがたい。

次の目的地であるオペラ座へ向かう。


パリのオペラ座ガルニエ宮といえば「オペラ座の怪人」で有名なところだ。
オペラ座の怪人は個人的にとても好きだ。多分金田一の影響だ。でも曲も好き。初めて買ったBDはオペラ座の怪人だったな。いつかはミュージカルで見たい…
ここが舞台かと思うと興奮するぜ。
そのまま広場を経由してシャンゼリゼ通りへ。

2017年4月末に起こったテロの犠牲者への献花が。

この時期は結構テロもあったので怖かったですね。
シャンゼリゼ通りを進むとパリのシンボル凱旋門が見えてくる。
こいつは正面から撮りたいぜ、と思っていたが道路の真ん中に立たないとなんで厳しかったどす。

斜めから。しかし曇っていると映えない…

少し歩くともう一つのシンボル、エッフェル塔が。
天気が本当に残念すぎるのだ…正直あまり感動できなかった…

青空をバックに見たかったなあ。

本当は凱旋門やエッフェル塔の夜景も撮ろうと思っていたのだが曇り空にテンション下がったのと美術館巡りで疲れたので宿へ帰る。
宿の近くでビールを買って一人晩酌。今日も誰も来なかったので貸し切りだ。快適だけど寂しさあり。

まあ気楽でいいや。ラーメンはいつ食ってもうまい。
ということでパリ観光記でした。パリは建物は綺麗だったけど街は結構汚かった印象がある笑
また天気のいい日に訪れたいものだ。
2021年6月29日 tomoyoshi fukatsu