ニュージーランド旅行記 前編

2019年3月13日 オーストラリア・アデレードより
いよいよ憧れのNZへ向かう日がやってきた。この時はオーストラリアでワーホリ中。アデレードという町に8か月ほど滞在していたところだった。
半年間働いたドライバーの仕事もひと段落し休みになったので貯まった金で憧れのNZを周遊してやろうというわけだ。
自分は15年以上ずっとNZに憧れていた。「ロードオブザリング」のロケ地だからである。中三の頃に映画館で観て衝撃を受けてからずっと自分の中で一番の映画である。
前回の旅でもNZを巡る予定はあったのだが予算と時期が合わずに先送りにしていた。だが今はちょうどワーホリ中でオーストラリアにいるしアクセスもしやすいだろう。これはチャンスということで今回とうとう訪れることにしたのだ。
シェアメイトにしばしの別れを告げ夕方にオーストラリアのアデレード空港を出発。メルボルンで飛行機を乗り継ぎNZのクライストチャーチへ向かう。
到着は14日朝の5時10分。特に遅れもなく飛行機は予定通りに出発した。
2019年3月14日
早朝に無事NZのクライストチャーチに到着。
オーストラリアに来てからは車移動ばかりだったので久々の飛行機にテンション上がった。空港の非日常感が好きです。
そして久々の入国審査。まあもう慣れたもんですね。さらっと通過して入国。
到着したはいいのだけれど空港から市内までは少し距離がある。ということでバスで移動。
今回のNZ周遊旅行だがメインの交通手段として自分は「inter city」というバス会社を利用することにした。
この会社は15時間とか30時間とか自分で時間を選んでチケットを買うとその間乗り放題になるお得で便利なチケットがあるのだ。
今回の旅は3週間ほどかけて南から北までがっつり周る予定なので自分は50時間分購入。これで移動の心配はないな。珍しくしっかりと計画を練ってあるので宿もほとんど予約済みだ。
つーこって空港から市内へのバスも予め予約しておいた。とりあえずバス停へ向かう。
しかし時間になっても全然バスがやってこない。まあ海外あるあるっしょ。のんきに待っていればいいか。
すると同じバスを待っていたタイ人の女性が不安そうに声をかけてきた。時間あってるよね?みたいな。まあ大丈夫でしょ、みたいな話しながらちょいと雑談。どうやらワーホリでNZに来たばっかのようで色々不安なようだった。来たばっか不安になるのめっちゃわかるなあ。自分もそうだったし。まあ世の中何とかなるもんだよね。
なんやかんやとしていたら30分ほど遅れてバスがやってきた。よかったよかった。無事に乗り込んで市内へ向かう。
地図を確認しながら適当なところで降りて徒歩で予約していた宿へ向かう。
着いたはいいのだがやはり朝も早いのでドアが閉まっておる。少し待つか。
昨日はひたすら飛行機移動で疲れていたので外の椅子に座りながらうとうとしているとスタッフがやってきた。
チェックインは午後からだったので荷物を置かせてもらってカメラを持って散策開始。


とりあえず近場の博物館へ。

入場は寄付制だったので少しばかりの寄付をして中に入る。
NZといえばやはりモアだよね。もう絶滅してしまったけど生きているところ見てみたかったなあ。




他にもキウイやカカポなどNZ感ある展示を眺めつつ色々見て回る。
いようと思えばずっといれてしまうけどそんなに時間もないのでさらっと。なかなか広かったです。


日本コーナーもありました。

博物館の周りは公園になっていたのでそちらもちょいと散策。
噴水が綺麗。

鳥もかわいい。

植物たち。



その後は中心街へ向かって散策。
中心にある教会へ。

こちらのクライストチャーチ大聖堂であるが2011年の地震による被害が大きく一度は解体が決まったそうだ。

しかし市民からの反対もありそのままずっとこの状態。2017年に修復が決定したらしいがこの時(2019年3月)はあんまり進んでいる感じはなかったな。

立派な聖堂なのでいつかは綺麗に修復されてほしいものですね。
鳩の住処になってました。

聖堂前の広場では出店?でアクセサリーとかも売っていたけど全然活気はなかったですね。平日だったっていうのもあるのかな?単純にNZは人口少ないというのもあると思うけど。
昨日はずっと移動で疲れていたのでそろそろいったん宿に戻るか。小腹もすいたのでカフェでトーストとコーヒーをいただいてから宿へ向かう。
チェックインを済ませてシャワーを浴びたら疲れもあってすぐに眠りについてしまった。
夜に目を覚ます。
夜飯どうすっかな。NZも物価高いんで自炊するか。
てことで近くのスーパーへ向かう。
オーストラリアと同じく日本食材も充実していました。物価はオースとどっこいかな?気持ち高かった気もするけどこのスーパーが小さい感じの奴だったからかも。
適当にパンとかソーセージとか買う。ついでの安ワインも買う。
日本ではスーパーで酒が売っているのは当たり前だがオーストラリアはそうではない。酒を買うには酒屋に行かなければならないのだ。大体スーパーの隣とかに併設されてはいるが完全に別の店になっている。
会計はもちろん別なので最初はなかなか面倒だったが自分も1年を超えるオース生活でこのシステムに完全に馴染んでいた。
しかしNZではなんとスーパーに酒が売っているではないか!
久々にまとめて会計できる便利さにかなり感動しましたね…
食材をゲットしたところで宿へ戻り簡単に夕食つくりワインで晩酌。軽く今後の予定を調べて就寝。
2019年3月15日
だらだらと目を覚まし適当に朝飯を。
今日は昨日周れなかったところを適当にブラブラするか。
昨日訪れた大聖堂だが今は修復中ということで代わり?の教会が建っているらしい。
それがこちら。

この建物はなんと紙で出来ているらしい。特殊な加工はされているらしいがすごい技術だ。

そしてなんと設計は日本人。坂茂という建築家が設計を手掛けている。災害支援活動に力を入れている方なのだとか。


ステンドグラスが美しい。

やはり宗教建築ってやつはいいですね。神社然り寺然りね。
あとは適当に街をブラブラ。
オースで大手のスーパー、ウールワースっぽいマーク発見。でも名前が違うな…

こういうの海外っぽい。

なんか有名らしい記念広場とか。曇り空で映えない。

中心街のトラムが良い感じ。

どうでもいい話だがこのトラムが走っているところの近くにカードショップがあって遊戯王のポスターがババンと貼られていた。遊戯王すげえなあ。マジワールドワイド。
NZのお墓。

グラフィティ。

歩き疲れたので宿へ戻る。
この日はなんかサイレンが鳴り響いていてパトカーがたくさん走っていた。
なんかあったんかなーと大して気にしていなかったけど大事件が起きていた。
51人の死者を出したNZ史最悪の事件。
現場は泊まっていた宿から徒歩圏内であり自分も巻き込まれていてもおかしくはない距離で起こっていた。
こちらがいくら注意していてもテロは防ぎようがない時もある。
なにかと安定しない情勢ではあるがまさかNZで起こるとは思っていなかったので驚いた。世界が平和になる日は来るのですかね。
宿のTVで事件のニュースを見たりスタッフ、ゲストとちょっと話したりして色々と不安になる日であった。気づかずに外ブラブラしてたけど外出控えろって感じだったらしいからな…
明日は朝から移動なので荷造りをして早めに就寝。
2019年3月16日
今日は移動日。朝のバスでテカポへ向かう。到着は昼頃の予定だ。
テカポ湖といえば星空が有名であろう。世界一と呼ばれる星空を一目は見たいとずっと楽しみにしていた場所でもある。
しかし天気予報がずっと雨なんだよな…テカポ一泊の予定だしこれで夜曇ってたら泣くぞ…
一抹の不安を抱えつつバスに乗り込む。今回はほぼ定刻に来てくれたのでよかった。
バスに揺られながら景色を眺める。
これは声を大にして言いたいがNZの自然は本当に美しい。
今まで色々な国で色々な景色を見てきたがNZの自然は本当に世界一美しいと思った。
なんというか美しさのスケールが違う。まるで絵画や映画の中を移動しているようだ。
移動中にぼんやりと景色を眺めながらのんびりと過ごす。いやあ贅沢ですねえ。
予定通り昼過ぎころに無事テカポへ到着。
晴れてる!!!

流石晴れ男(自称)は違うぜ…
バス停からすでに絶景でテンション上がりまくっていた。さっさと写真を撮りに行きたかったがとりあえず荷物が邪魔なのではやる気持ちを抑えて宿へ向かう。
さらっとチェックインを済ませカメラを片手に湖へ向かう。
ああ絶景。

これが夢に見た「善き羊飼いの教会」か…


橋もよい感じだ。

少し歩くが山の上から湖を見渡せるポイントがあるようなのでそこを目指し歩いていく。
途中の道もいい感じだ。

山頂へ到着。

良い景色だ。

絵になるなあ。

満足したところで下ってスーパーへ。食材とワインを買って宿で腹ごしらえ。またワイン。うまい。

夕景を取りにまた外へ出る。
いい感じ。

湖を眺めながら日が沈むのを待つ。

いい感じに星空が出てきたので教会をバックに星空を撮るか!

と思ったらなんか教会の周りを柵で囲って入れなくしている…
聞いてみたら中国人向けのツアーで封鎖しているらしい…
続々と集まってくる中国人観光客。バリバリライトつけるしこれじゃ写真とれん…
楽しみにしていたのに…と結構へこんだがまあしょうがない。また深夜にでも来るかってことでとりあえず宿へ戻ってワイン飲んで仮眠。
深夜に起き上って再び教会へ向かう。人はいなくなっていたが少し雲が出てきてしまったな…
まあ写真は撮れたからいいか。

というかカメラの性能的に限界があるな…自分はcanonの70Dをずっと使っているけどだいぶ前から物足りなくなっている。ああ新しいカメラ欲しいなあ…
そんなこんなで憧れのテカポで星空を見れたのでよかった。ガチでやるなら新月に合わせてくるべきだろうけど流石にそこまでは出来んかった。ここに来れただけで満足よ。
2019年3月17日
今日は午後のバスで移動。
つーこって午前中にちょいと湖周りを散歩する。

今日もいい天気だ。


軽く散策したところでバス停へ。テカポは人気スポットだけあって日本人もたくさんいた。
多くのバスが行きかっていたので少し迷ったが無事乗り込んで次の目的地ワナカに向かう。
ちょいとルート設定ミスったので途中で乗り換えを挟んだが無事夕方にワナカに到着した。
ワナカは湖沿いの小さな町だ。リゾート地になるのかな?多くの観光客で賑わっていた。
チェックインを済まし湖まわりを散歩に行く。

いい感じ。

夕暮れも良き。

町の様子。

明日は山登り。宿でだらっと過ごし就寝。
2019年3月18日
ワナカにやってきたのは絶景を見るためだ。
ロイズピークという地点から見るワナカ湖はそれはそれは美しいらしい。
登山口までは町から6㎞程離れていてかつ登山は往復15㎞以上。
ということで登山口まではバスで行くのが普通なのだが…
歩くか。
途中の景色も見たいしな。30㎞弱なら歩けるだろう。多分。
ということで登山口目指して歩き出す。

途中にあるワナカツリー。ここもかなり有名な写真スポットだ。

よき。

湖沿いを歩きながら目的地へ向かう。

常に絶景だ。


山が見えてきた。

NZといえば羊。

のどかだねえ。

入口に到着。

ここでリュックをのぞくとやばいことに気づく。
水と食料が足りん。
朝にキッチンで作った軽いサンドイッチとでかいペットボトル持ってくるの忘れた…
小さいペットボトルが一つしか入ってない…
まずいな…ひじょうにまずい。
…まあ大丈夫だろう。とりあえず登るか。
道は思ったよりか急でハードだった。
景色は常に絶景だが水はどんどん減っていくし腹も減っていく。

のどが渇いて死にそうだ。飲めるかどうかは知らんが飲まないと死んでしまうので途中の湧き水を汲みながらなんとか水分補給をして進んでいく。腹壊したらドンマイだな。
フラフラになりながら到着!
これがロイズピークの絶景…!(撮って出しです)

やばすぎる。

有名スポットだけあって多くの人が写真を撮っていた。一人旅の人も多かったのでお互いに写真を撮りあったり。
わたくしも撮ってもらいました。さんくす。

広角もいいね。

半端ない絶景に癒されはしたが体はボロボロである。ゆっくりする間もなく早々に下り始める。
下りは下りでキツいんだなあ…
だがまあなんとか登山口まで戻ってきた。
ここから町まで6㎞…
もう無理…
ヒッチハイクしよう。
町までは一本道なのでヒッチハイクに挑戦。
するとすぐに親切なおばあさんが拾ってくれた。
ありがてえ…助かります。ワナカに住んでいる子供夫婦に会いに行くところだとか言ってた気がする。
町まで乗っけてもらいお礼を言って車を降りる。車って便利だなあ。本当にありがとうございました。去り際に「気を付けて旅を続けてね!」と声を掛けられほんわかした気になった。
しかし腹が減りすぎてフラフラだ。フラフラ過ぎておばあさんの車にイヤホンを落としてきてしまったくらいだ。オースで買ったお気に入りの奴だったのに…
まあいいか。なんか食いてえなってことでスーパーで飯とビールを購入。二本も買ってしまった。
湖を眺めながらいただく。
NZでは日本のように外で気軽に酒を飲むことは違法である(たしか)。店のテラスとかは別だけど。これはオースもそうだった。
そこまで厳しい感じでもないだろうが場合によっては罰金も取られることもあるらしい。
ってことにビール買ってから思い出したんですよね。でも今更宿で飲むのもなあ…良くないとはわかりながらコソコソと飲みました。すみませんでした。おいしかったです。
あとこの野菜ジュースがクソうまくてNZではよく飲んでたなあ。高いんだけどね。栄養取れる感あるし。

飯と酒をチャージして回復してきた。とはいえ今日は疲れたなあ…結構歩いたし…
宿へ戻りシャワーを浴びるとすぐに眠ってしまった。絶景も見れたしよい1日だった。ちなみに帰ったらサンドイッチは消えてました。捨てられたか食われたか…
2019年3月19日
今日は移動日。
ワナカからクイーンズタウンへ向かう。
10時に出発したバスは2時間ほどでクイーンズタウンに到着。
宿に荷物をおいて昼飯を探しに行く。
スーパーでなんか買おうかなと思ったら中心街になにやら行列が出来ている。
こちらの「Fergburger」はどうやら有名店らしい。それなら食べてみよう!

ということで行列へ並ぶ。
かなりのボリュームでとても美味しかった。

海沿いで鴨にからまれながらバーガーをいただく。

高速ボートが走っていた。かなりスピード出てたしスリルありそう。

その後は町を散策。

クイーンズタウンも美しい街だ。ビーチ沿いにはたくさんの人。



ここクイーンズタウン周辺にはロードオブザリングのロケ地がいくつかありツアーも催行している。
自分もこれ目当てでここへ来たようなものだ。予約もしておいたので明日はいよいよロケ地ツアー!いやあ楽しみじゃ。
2019年3月20日
本日はいよいよロードオブザリングのロケ地を巡るツアー、クイーンズタウン編だ。
集合場所へ向かう。
しかしあらかじめ言っておこう。
申し込むツアー間違えた。
いやあなんかね、ネットで探すと日本語のツアー出てきたんですよ。
「日本語でロードオブザリングのロケ地周りながら説明受けれるなんて最高じゃん!やっぱ現地に住んでいる人でロードオブザリング説明できちゃう人いるんだろうなあ」なんて呑気に考えていたんですけどこのツアー「クイーンズランドがロケ地になった映画を巡るツアー」だったんですよね…
正直ロードオブザリング以外に時間割いてる暇はないのでオンリーのツアーのがいいなあ。
しかも勘違いで1日フルのツアー申し込んでしもうた…
そしてツアー参加者は俺一人…
事情を説明して午前で切り上げてもらいました…すみません…
まあこのツアーはこのツアーで少しはロケ地見れたからよかったんですけどね。


いい感じの景色も拝めたし。
このツアー会社のスタッフがロードオブザリング専門の方の会社に連絡してくれたので明日また出発することになりました。ご迷惑をおかけしました。
ということで昼頃に町へ帰ってきた。
時間も出来たのでロードオブザリングのオフィシャルショップへ。

規模は小さいがいろんなグッズが置いてある…!
俺んちもいずれこんな感じにしたいなあ。
クイーンズタウンにも展望台があるようなので次はこちらへ向かう。
ロープウェイもあるのだが値段も結構するので徒歩でまた山登り。貧乏バックパッカーはとにかく歩くものなのだ。
山道を進んでいく。

結構な山道です。

これ面白そう。

これも。

いいの飾ってあんじゃん。

良い景色だ。

これも面白そうだなあ。

個人的ベストショット。

クイーンズタウン全景。

良い景色も見れたので満足じゃ。山を下る。
今日もたくさん歩いて疲れたなあ。明日に備えて早めに寝よう。
2019年3月21日
昨日は少しミスってしまったが本日こそ待ち望んでいたツアーの日だ。
ツアーの出発まで少し時間もあるので少し街を散策。
植物園を歩く。


花が綺麗だ。


日常。

いい時間になったので集合場所へ向かう。
ボロミアのナンバープレートでお出迎え。テンション上げてくるじゃないか。

中国人のファミリーとスウェーデンから来たという女性と一緒のグループで周る。
ガイドさんは体格のいいおばちゃんだった。みんなロードオブザリング好きということで何作目が好き?とかどのキャラが好き?とかそんな話をしながら車を走らせる。
ちなみにわたくしは「王の帰還」が一番好きです。キャラで言えば勇者サムとガラドリエル様が好き。

ロケ地の森へ到着。ちなみにここは「旅の仲間」のラストシーン、あのボロミアの地ですね。ここでコーヒーとクッキータイム。

なんとガイドさんが小道具を用意してくれる…!

こりゃ撮影会だな。
自分もノリノリで撮ってもらいました笑


ガイドさんがファイルと一緒に説明をしてくれるので劇中のシーンを思い浮かべながら見学できるのは素晴らしいね。


何か所か巡って夕方頃にツアーは終了。町へ戻る。
いやあ撮影場所にこれて一つの夢が叶いましたね。ガイドさんにお礼を告げ解散する。
町に戻ってきたら日も沈みかけていた。少しブラブラしよう。
演奏会やってました。

この辺はイギリス味あるね。

少し夜景。


今日でクイーンズタウンともお別れかあ。
絶景で有名なミルフォードサウンドとか他にも行きたいところあるしここには是非ともまた来たいですね。というかNZ好きだなあ。住みたい。
2019年3月22日
本日は長距離移動日。
朝の8時半ごろにクイーンズタウンを出発し7時間ほどかけてフォックスグレイシャーという場所を目指す。
途中で休憩を挟みながらバスでのんびりと過ごす。

近くには滝があったり。

キノコがあったり。キノコ嫌い。

そんなこんなで午後4時前にフォックスグレイシャーへ到着。

この町は氷河が有名。
一目見たいなと思ってなんとなくバスを予約してしまったのだけど今夏の終わりの時期なんですよねえ。
今更調べたところこの時期は微妙らしいな…
下調べは大事ですね…
まいっか。それも旅ってことで。
今日はもう日も暮れるので近くのスーパーで食材を調達。
この町自体が小さいうえに今はシーズンじゃないこともあり全然人はいませんでした。宿もドミトリー貸し切りで。
クイーンズタウンのロードオブザリング専門店で買ったホビットビール(ほとんどアルコールはいってないし賞味期限切れで安かった笑)で晩酌。


…これ全然味しねえな。
まあファングッズということで…てか今思えば瓶持って帰ってくればよかった。荷物になるからと捨ててしまったがもったいなかったな…
2019年3月23日
今日はトレッキング日。
あるかどうかわからんが氷河を目指して歩いていく。
ヘリツアーもあるみたい。この時期でも飛んではいました。

トレッキングルートへ入っていく。

原生林て感じ。

ジュラシックパークみたい。

蜘蛛の巣とか。

小道具として昔買ったレプリカの指輪(激安)を持ち歩いているので撮影。

いつかはNZ訪れるだろうとこの旅のために買ったようなもんだからな。5年越し?くらいに使う機会が来てよかった笑
途中からつり橋。

何も考えずに進んでいったのだけど途中で「この先入るな」みたいな表示が…

でも遠くに歩いている人いるな。なんかマウンテンバイクで走ってる人もいたし大丈夫かな。わからんけどせっかくここまで来たし…

到着!!

シーズンならかなり美しい氷河が拝めるようだが夏の終わりの時期だとこんな感じ。
でも雪?氷河?は残っている。すごいなあ。一年中あるってことだもんね。
アップで切り取るとよい感じ。

この辺は水の色もすごかった。

景色もよい。


シーズンではないが氷河を見れて満足。再び歩いて宿へ戻る。
戻ってきて適当に昼食。
移動は明日だしまだ時間あるなあ。でもこの辺特に観光できる場所ないんだよなあ。
スマホで地図を眺めていたら少し離れたところに湖があるらしい。
今日はもう15㎞くらい歩いたけど時間もあるしこっちも行ってみるか。
ということで再び散歩へ。
牛がいました。

大自然。

こちらの湖です。

反射がすごい。美しいですねえ。


ウナギがいるらしい。

なんかでかい鳥もいた!

湖周りを一周して宿へ戻る。なんやかんやと30㎞くらい歩いてしまった。クソ疲れました。
ビールとスープパスタで乾杯。

シャワー浴びてさっぱりしたところで明日に備えて荷造りを済ませ就寝。
2019年3月24日
本日も長距離移動。朝から晩までバスで過ごす。北へ北へ向かいネルソンという町を目指す。
途中海沿いで休憩を挟む。

inter cityのバスは移動中に観光ポイントに寄ってくれるのがありがたい。ここも撮影スポットらしい。

海が綺麗。

ありがとうinter city。

10時間以上の長距離移動だったのでなかなか疲れたが無事夜に予約していた宿へ到着。
時間が遅かったのでチェックインにギリギリで結構焦ったけどなんとか間に合ってよかった。
あたりはもう真っ暗。近くのスーパーで食材を調達して夕飯をつくりこの日は就寝。
2019年3月25日
本日はネルソン観光。
ネルソンという町はそれほど有名ではないと思う。
自分がこの町にやってきたのは指輪の工房があるからだ。
こちらの「Jens Hansen The Ringmaker」はロードオブザリングの映画に出てくる指輪を制作した工房である。
指輪がいっぱい置いてある…最高か。



3390N$(30万円くらい)か…

オースで買った車くらいするな…
いつか買おう。金持ちになったら。つまり買う日は来ないかもしれんが…
スタッフの方に指のサイズ測ってもらって名刺もらって「日本にも送れるよ!いつでも連絡してね!」とのこと。いつか買います。

映画ファンとしてここにこれてよかった。その後は町をブラブラ。
教会を覗いたり。


美しい。

その後は丘を登りネルソンを一望できる展望スポットへ。

NZの中心らしい。日本でいう群馬の渋川的な。伝わんのかなコレ。

ストリートピアノってかっこいいよね。

散歩を終えスーパーでビール購入。宿でいただく。2本も飲んだら眠くなってしまったので昼寝。

夜に目が覚めたので少し散歩。教会くらいしか行かなかったけど。

南島とも今日でお別れ。明日は北島へ向かうので宿で色々調べものしてから就寝。
ということでだらだらと書いていたら長くなってしまったので二つに分けました。
ただのロードオブザリングファンの戯言ですが読んでくださった方ありがとうございます。
2020年12月22日 tomoyoshi fukatsu